元・風波 海波だよ。
早いことにKZのスレも10だね。
此処は、探偵チームKZ事件ノート9の続きだよ♪
荒らし&なりすまし禁止!!
雑談も控えよう!
[入れる条件]
KZが好きな子は大歓迎!
「俺もたぶん分かった。
それにしても何時までも女装はしたくないから、早く着替えようぜ。」
上杉君の一言でKZの男子組は着替えに行った。
〜五分後〜
「着替え終わったよ、どうかな?」
黒木君が聞いてきた。
「わぁっ…!」
皆、本当の探偵みたいだった。
「探偵服を着ただけで、新しい発想はできたかな、若武?」
美里が若武に聞いた。
「うっ…それはまだ。ていうかまだ着て少ししか経ってない!」
若武が言った。
その時、ドアにノックをする音が聞こえた。
「和臣君達、私島崎です。
夕飯だけでは小腹が空くと思ったので、軽く夜食としてサンドイッチを持ってきたのですが…
皆さん、どうなさいます?」
ドアをノックしたのは、島崎さんだった。
「僕は図々しいけど、欲しいな…」
小塚君が言った。
「私も欲しいな…」
雪が遠慮がちに言った。
「じゃあ部屋に入りますね。」
そう言って島崎さんは部屋に入ってきた。
「あら、皆さん昔旦那様達が着ていた服を着ていらっしゃるのですね。」
島崎さんがそう言った。
「島崎さん、よく若武の両親の服だと分かりましたね。」
上杉君が聞いた。
「昔、旦那様と奥様が一枚の写真を見せて下さった時に、その写真に今皆さんが着ている探偵服を着た旦那様と奥様とご友人達が写っていたのです。」
島崎さんがそう説明してくれた。
「じゃあ私の推理と似てるな。」
ゆもんが言った。
「ゆもんもなの?私もだよ!」
ひなも言った。
「皆の推理は何なんだよ。俺、ちっとも分からないんだけど。」
若武が言った。
「若武は今の島崎さんの話でも分からなかったの!?」
美里が言った。
「私は、昔、若武のご両親が探偵チームをやってて、その時の服だと思ったけど、皆は?」
りっちゃんが自分の推理を話してくれた。
若武以外の皆は一斉に頷いた。
「旦那様は探偵チームをやってたそうです。」
島崎さんが補足した。
「やっぱり、若武のご両親は探偵チームをやってたんだ。」
葵が言った。
「だからその息子の若武も親の遺伝子を受け継いで、探偵をやりたがったんだな。」
翼が言った。
「とりあえず謎は解決したね。」
小塚君が言った。