@やりたいことを明確にするためには「やりたくない」ことを明確にしなければならないんだ
A「やりたいこと」のなかには、「やりたくないこと」が含まれているからである
B「やりたくないこと」「やりたいこと」を突きつめていくと、 一体、自分が、何のために
生きているのかを考えはじめる。それは「ミッション」(使命感)といわれるものだ
C人生のスピードアップは、どんな目的を持っているか、つまりミッションを持つことによって可能になる。
ミッションを持つことにより、アンテナが張られ、必要な情報をすべて拾ってくる
D感性(センス)は情報量に比例するということが、最近の感性工学の研究でわかっている
Eテープを聴くと発想力が高まり、とにかくどんどんアイディアが出てくる。
Fテープを聴くことと心の中で回っている「マイナス思考のテープ」を打ち消すことができるからだ。
G本を1回読んだだけ、話を1回聞いただけでは、行動できる知識にはならないんだ。
何回も繰り返し読んだり聞いたりすることによって、その知識が血肉となり、適切な行動が無意識にできるようになる
H成功するための最短距離は、いま属している「否定的な会話をするグループ」
から距離を置くことなんだ。 否定的な口癖を持つ人との交流は、致命的だ
I机を挟んで交わす賢者と交わす一回の会話は、一ヶ月かけて本を読むのに値する
J言っとくけど、年収を上げるのは、宝くじを当てることより、絶対、ラクな方法なんだからね
Kグタイテキの原則 (グ)具体的である (タ)達成可能かどうか (イ)意欲の持てる
(テ)定量化・定性化する (キ)期日を設ける (ニ)日課にする
集中力を引き出すノウハウ・ドウハウ 潜在能力を、フル稼働させよう
@人間は環境に左右される生き物である。環境が変われば、気分も行動も変わる。
この人間のクセを大いに利用してみてはいかがだろう。体を動かす、場所を変える、作業内容を変える
A過去に集中した状態をピックアップする。人間は過去の偶然の経験によって集中できるということがある。
喫茶店だと集中力が湧く、クラシック音楽を聴きコーヒ−を飲むとリラックスなど、
誰にでも、集中するのに絶好の場所、環境があるはず。この「条件づけ」を大いに利用しよう。
Bはまる状態を意図的につくり出す。気が乗らない時は、進歩状況をその都度、表やグラフにまとめる。
これは自分の努力に対して、その日の成果がすぐに表に反映され返ってくることが、集中力の持続を促す。これ「即時強化の原理」と呼ぶ
C大きな目標を時々思い出す。多忙な毎日を過ごしていると、つい自分が多忙な生活を送る理由が分からなくなる。
それが集中力低下の原因になる。解決法としては、折にふれて大きな目標を思い出すといい。
大きな目標と小さな目標を行ったり来たりしながら、今、努力を傾注していることを位置づけるのがよい。
また、行動をコントロールするための目標は具体的であるほどよい。そのほうがいま何をなすべきかがはっきりしてくる。
D「‐しながら」でも集中はできる。ラジオを聴きながら勉強。テレビを観ながら新聞を読む。
これらは集中できない典型的なパターンである。しかしながら族でも、結果的に集中できる場合がある。
注意を必要とするメインの仕事と注意を必要としないサブの行為を組み合わせるのである。
(例)本を読みながら、健康バイクを漕ぐ。パワコンを打ちながら、クラシック音楽を聴く。
これは、「注意の時分割方式」と呼び、一方に集中力がなくなると、瞬間的に意識が他方に切り替わる。
すぐに他方でも集中力が途切れると、再び仕事に切り替わる。無意識に起こっているので、結果として集中できているのである。