ちいさなあくまと、わたしだけの
おおきなせかい。
。
「……んう」
あまりの出来事に驚き過ぎて、思わず息を潜めていたわたしは、酸素不足になってしまい。
苦しそうに、せわしく息をするわたしを見ながら、彼は「ごめん」と言ってスッと離れた。
――でも、残るのは寂しさと切なさだけで。
「あ、こちらこそいきなりこめんなさい……」
わたしは、自分にもわからない“何か”を誤魔化すように、そっと空を見上げた。
「今日は月が綺麗ですね」
すると、彼がさっきのようにまたケラケラと笑い始めたため、ちいさく首を傾げていると。
「それの意味、知ってて言ってんの?」
と彼。
わたしは、なんのことだがわからずに、ただぽかーんと立ち尽くすのみ。
と、そのとき。
「それさ、I love youって意味だけど」
あまりの驚きに、「えええっ!?」と声を上げるわたし。
1日のうちに2回も告白するなんて。それも、タイミングなんて下の下の下。
絶対に、変な人だと思われたに違いない。
「あんたといると、本当楽しい」
「ありがとう」そう、言いかけたときだった。
「俺ら、付き合おっか?」
それは、紛れもなく彼の声だった。
彼のその声が、言葉が。何度も何度も、勝手に脳内でリピートされる。
すると、わたしの返事も待たずに彼はもう一言、吐き捨てるように付け足した。
「その代わり、俺以外を見ないって誓える?」
と。
「……んう」
あまりの出来事に驚き過ぎて、思わず息を潜めていたわたしは、酸素不足になってしまい。
苦しそうに、せわしく息をするわたしを見ながら、彼は「ごめん」と言ってスッと離れた。
――でも、残るのは寂しさと切なさだけで。
「あ、こちらこそいきなりこめんなさい……」
わたしは、自分にもわからない“何か”を誤魔化すように、何気無く空を見上げた。
わたしが見た空は、真っ赤に染まっていた。見惚れてしまうほど、真っ赤に。
けど、その中でアクセサリーみたいに煌めいていた月が、綺麗で綺麗で。
「今日は月が綺麗ですね」
いつの間にか、心の声を口に出していた。
すると、彼がさっきのようにまたケラケラと笑い始めたため、ちいさく首を傾げていると。
「それの意味、知ってて言ってんの?」
と彼。
わたしは、なんのことだがわからずに、ただぽかーんと立ち尽くすのみ。
と、そのとき。
「それさ、I love youって意味だけど」
あまりの驚きに、「えええっ!?」と声を上げるわたし。
1日のうちに2回も告白するなんて。それも、タイミングなんて下の下の下。
絶対に、変な人だと思われたに違いない。
「あんたといると、本当楽しい」
でも、返ってきたのは予想外の言葉だった。
そしてまた、顔を逸らしてしまうわたし。
何か言わないとと思い、「ありがとう」と、そう言いかけたときだった。
「俺ら、付き合おっか?」
それは、紛れもなく彼の声で。
彼のその声が、言葉が。何度も何度も、勝手に脳内でリピートされる。
すると、わたしの返事も待たずに彼はもう一言、吐き捨てるように付け足した。
「その代わり、俺以外を見ないって誓える?」
と。
「……んう」
あまりの出来事に驚き過ぎて、思わず息を潜めていたわたしは、酸素不足になってしまい。
苦しそうに、せわしく息をするわたしを見ながら、彼は「ごめん」と言ってスッと離れた。
――でも、残るのは寂しさと切なさだけで。
「あ、こちらこそいきなりこめんなさい……」
わたしは、自分にもわからない“何か”を誤魔化すように、何気無く空を見上げた。
わたしが見た空は、真っ赤に染まっていた。見惚れてしまうほど、真っ赤に。
けど、その中でアクセサリーみたいに煌めいていた月が、綺麗で綺麗で。
宝石のようにも見えた。
「今日は月が綺麗ですね」
感動のあまり、心の声を口に出している自分がここにいて。
ハッと驚き、いつもの癖で口元に両手をあてて一歩後退りをした。
すると、彼がさっきのようにまたケラケラと笑い始めたため、何もわからずにただ立ち尽くしていると。
「それの意味、知ってて言ってんの?」
と、彼。
わたしは、なんのことだがわからずに、ただぽかーんと立ち尽くすのみ。
と、そのとき。
彼がまた、フッとちいさく息を吐き捨てたあとに、また口を開けた。
「それさ、I love youって意味だけど」
あまりの驚きに、「えええっ!?」と声を上げるわたし。
1日のうちに2回も告白するなんて。それも、タイミングなんて下の下の下。
絶対に、変な人だと思われたに違いない。
「あんたといると、本当楽しい」
でも、返ってきたのは予想外の言葉だった。
そしてまた、顔を逸らしてしまうわたし。
何か言わないとと思い、「ありがとう」と、そう言いかけたときだった。
「俺ら、付き合おっか?」
それは、紛れもなく彼の声で。
彼のその声が、言葉が。何度も何度も、勝手に脳内でリピートされる。
すると、わたしの返事を待たずに、彼はもう一言だけ、吐き捨てるように付け足した。
「その代わり、俺以外を見ないって誓える?」
と。
「えっと、それは男友達とか作っちゃダメ、ってことですか?」
「んー、まあそーゆーこと」
そして、彼はもう一度。「誓える?」と、顔を近づけて迫ってきた。
誓えるも何も、わたしには男友達すらいない。
男子とは、必要最低限のことしか話さないからだ。
それに、好きな人に独占されるのは決して嫌じゃない。
むしろ、その方が“良い”。
「誓います」
わたしたちは、手のひらを重ね合わせ、指を交互に絡めて。
ギュッと、強く握り合った。
―――― ←↑→↓
「それじゃ、また明日」
「ん」
ぎこちなく手を振りながら、頬を緩めた。
何もなくってちっとも楽しくない毎日にサヨナラ、と思いながら――
「えっと、それは男友達とか作っちゃダメ、ってことですか?」
「んー、まあそーゆーこと」
そして、彼はもう一度。「誓える?」と、顔を近づけて迫ってきた。
誓えるも何も、わたしには男友達すらいない。
男子とは、必要最低限のことしか話さないからだ。
それに、好きな人に独占されるのは決して嫌じゃない。
むしろ、その方が“良い”。
「誓います」
わたしたちは、手のひらを重ね合わせ、指を交互に絡めて。
ギュッと、強く握り合った。
―――― ←↑→↓
「それじゃ、また明日」
「ん」
交差点の端っこで、わたしたちはそっと手を離し。別れの言葉を交わした。
わたしは、ぎこちなく手を振りながら、彼の後ろ姿をじっと見つめ続けた。
何もなくってちっとも楽しくない毎日にサヨナラ、と思いながら――
つーかーれーたー!
内容めーもーろー!↓
1.莉嘉がなんだかんだでモテ期()に
2.次第に、裕人の束縛は強くなっていく
3.莉嘉が別れを切り出し、別れることに
4.だが、お互いに忘れることはできず、また付き合い始める
5.今度は、裕人の元カノ登場
6.いろんな手を使ってくる元カノ
7.裕人は、元カノの前で莉嘉にキス
8.二人は幸せに
9.だが、そこで莉嘉の母親が男を家に住まわせる
10.その男は莉嘉に手を出そうとする
11.嫌になった莉嘉は家出し、裕人の家へ
12.二人は同居し始める
13.また愛を誓う()二人 ←でおわり
。
そこから歩いて5分。
わたしは、一軒家の前まで来た。もちろん、そこはわたしの家だ。
音をたてないよう、そっと玄関ドアを開けて玄関で丁寧に靴を脱いだ。
「……ケンちゃんったらー。甘えん坊さんなんだからっ」
「いやー、本当に君は美人だ……」
――まただ。
毎日毎日。
帰ってくるたびに、母の部屋から聞こえてくるのは“母”と“知らない男”の声。
昔は穏やかで、優しかった母。でも、父が死んでからは毎日、知らない男を家に連れてくる。
そして、そのたびに“1人の女”になるのだ。
そんな、汚らわしい女性になってしまった。
「ただいま」
耳を塞ぎながら、自分の部屋へとはや足で歩いた。
「……いってきます」
イチャイチャしている母達の前を横切り、そそくさと家を出た。
昔は「やめて」などと言ってたものの、「お母さんはそれで稼いでるの」と一点張り。
今では、言う気力すらなくなっていた。
「……いってきます」
イチャイチャしている母達の前を横切り、そそくさと家を出た。
昔は「やめて」などと言っていたものの、「お母さんはそれで稼いでるの」と一点張り。
今では、言う気力すらない。
そんなことばかり考えていると。
いきなり、視界が真っ暗になった。
「……何!? だ、誰ですか……?」
恐る恐る、目の上に重なっているものの上に手をそっと乗せてみる。
そして、その手のあたたかさと大きさで、わたしはすぐに確信した。
「秋坂くん?」
「うわー。もしかして、最初からバレてた?」
彼はそう言いながら、クスクス笑っている。
そんな彼を見ながら、わたしもつられて笑ってしまい。
はたから見れば、ただのバカップルにしか見えないんだろうなあ。
なんて思いながら、まばたきをした。
「そろそろ行こうか」
「うん、そうだね」
話していくうちに、わたしの敬語も抜けていき。
ちょっとずつではあるけれど、やっと自然体になってきた たのがちょびっと嬉しくて。
思わず、口角から笑みを零した。
*
*
*
廊下を、2人でワイワイ喋りながら歩いていると。
目の前に、クラスメイトの橘(タチバナ)さんと桃月(モモツキ)さんが、目の前にスッと現れ、ペチャクチャと喋り始めた。
「……裕人、何でそんなのと一緒にいんの?」
橘さんは、女子の中でもクラスの中でも中心的な存在で。
クラスの空気を操るのがとても上手い。
「今日は、一緒に遊ぼうよっ! 昨日は、ヒロちゃんを見つけられなくて誰かに取られる前に、予約しないとって」
桃月さんは、天然系ふわふわ女子。
そんな桃月さんだが、噂では“小悪魔系女子”らしい。あくまでも噂に好きないけれど……。
わたし達4人の間にピリピリしたような、もどかしくて痒い雰囲気が漂い始めた。
わたしが苦手なシチュエーションだ。
すると、沈黙の中。
秋坂くんがわたしの手を掴み、2人に見せるように甘ったるく口づけをした。
「そろそろ行こうか」
「うん、そうだね」
話していくうちに、わたしの敬語も抜けていき。
ちょっとずつではあるけれど、やっと自然体になってきた たのがちょびっと嬉しくて。
思わず、口角から笑みを零した。
*
*
*
廊下を、2人でワイワイ喋りながら歩いていると。
目の前に、クラスメイトの橘(タチバナ)さんと桃月(モモツキ)さんが、目の前にスッと現れ、ペチャクチャと喋り始めた。
「……裕人、何でそんなのと一緒にいんの?」
橘さんは、女子の中でもクラスの中でも中心的な存在で。
クラスの空気を操るのがとても上手い。
「今日は、一緒に遊ぼうよっ! 昨日は、ヒロちゃんを見つけられなくて誰かに取られる前に、予約しないとって」
桃月さんは、天然系ふわふわ女子。
そんな桃月さんだが、噂では“小悪魔系女子”らしい。あくまでも噂に好きないけれど……。
わたし達4人の間にピリピリしたような、もどかしくて痒い雰囲気が漂い始めた。
わたしが苦手なシチュエーションだ。
すると、沈黙の中。
秋坂くんがわたしの手を掴み、2人に見せるように甘ったるく口づけをした。
唇ではなく、手の甲に。
「そろそろ行こうか」
「うん、そうだね」
話していくうちに、わたしの敬語も抜けていき。
ちょっとずつではあるけれど、やっと自然体になってきた たのがちょびっと嬉しくて。
思わず、口角から笑みを零した。
*
*
*
廊下を、2人でワイワイ喋りながら歩いていると。
目の前に、クラスメイトの橘(タチバナ)さんと桃月(モモツキ)さんが、目の前にスッと現れ、ペチャクチャと喋り始めた。
「……裕人、何でそんなのと一緒にいんの?」
橘さんは、女子の中でもクラスの中でも中心的な存在で。
クラスの空気を操るのがとても上手い。
「今日は、一緒に遊ぼうよっ! 昨日は、ヒロちゃんを見つけられなくて誰かに取られる前に、予約しないとって」
桃月さんは、天然系ふわふわ女子。
そんな桃月さんだが、噂では“小悪魔系女子”らしい。あくまでも噂に好きないけれど……。
わたし達4人の間にピリピリしたような、もどかしくて痒い雰囲気が漂い始めた。
わたしが苦手なシチュエーションだ。
すると、沈黙の中。
秋坂くんがわたしの手を掴み、2人に見せるようにわたしの手の甲に甘ったるく口づけをした。
「そろそろ行こうか」
「うん、そうだね」
話していくうちに、わたしの敬語も抜けていき。
ちょっとずつではあるけれど、やっと自然体になってきたのがちょびっと嬉しくて。
思わず、口角から笑みを零した。
*
*
*
廊下を、2人でワイワイ喋りながら歩いていると。
目の前に、クラスメイトの橘(タチバナ)さんと桃月(モモツキ)さんが、目の前にスッと現れ、ペチャクチャと喋り始めた。
「……裕人、何でそんなのと一緒にいんの?」
橘さんは、女子の中でもクラスの中でも中心的な存在で。
クラスの空気を操るのがとても上手い。
「今日は、一緒に遊ぼうよっ! 昨日は、ヒロちゃんを見つけられなくて誰かに取られる前に、予約しないとって」
桃月さんは、天然系ふわふわ女子。
そんな桃月さんだが、噂では“小悪魔系女子”らしい。あくまでも噂に好きないけれど……。
わたし達4人の間にピリピリしたような、もどかしくて痒い雰囲気が漂い始めた。
わたしが苦手なシチュエーションだ。
すると、沈黙の中。
秋坂くんがわたしの手を掴み、2人に見せつけるようにわたしの手の甲に甘ったるく口づけをした。
「そろそろ行こうか」
「うん、そうだね」
話していくうちに、わたしの敬語も抜けていき。
ちょっとずつではあるけれど、やっと自然体になってきたのがちょびっと嬉しくて。
思わず、口角から笑みを零した。
*
*
*
廊下を、2人でワイワイ喋りながら歩いていると。
目の前に、クラスメイトの橘(タチバナ)さんと桃月(モモツキ)さんが、目の前にスッと現れ、ペチャクチャと喋り始めた。
「……裕人、何でそんなのと一緒にいんの?」
橘さんは、女子の中でもクラスの中でも中心的な存在で。
クラスの空気を操るのがとても上手い。
「今日は、一緒に遊ぼうよっ! 昨日は、ヒロちゃんを見つけられなくて誰かに取られる前に、予約しないとって」
桃月さんは、天然系ふわふわ女子。
そんな桃月さんだが、噂では“小悪魔系女子”らしい。あくまでも噂にすぎないけれど……。
わたし達4人の間にピリピリしたような、もどかしくて痒い雰囲気が漂い始めた。
わたしが苦手なシチュエーションだ。
すると、沈黙の中。
秋坂くんがわたしの手を掴み、2人に見せつけるようにわたしの手の甲に甘ったるく口づけをした。
ほんと、誤字ばっか←
「秋坂くん……っ!?」
瞳を揺らしながら、じっと彼を見つめた。
本当に、何を考えているかわからない。
けど、少し嬉しかったのも事実で。
わたしのメトロノームのリズムが、どんどん速くなってくのを感じた。
ドク…ドクドク…ドクドクドクドク、という風に。
「可愛くない? 俺の彼女。ほら、頬がどんどん赤くなる」
「えっ、うう……っ」
2人の鋭く突き刺さるような痛い視線に、思わず顔を背けた。
「っそーゆーことだから」
今度は1オクターブ下げ、真剣な顔つきで橘さんと桃月さんを見つめる彼。
「鬱陶しい」
でも、次の言葉が耳に入った瞬間。
いつか自分への言葉になるんじゃないか、と想像している自分がどこかにいた。
「……最低」
「本当。もう教室に行こ」
2人はそう言い、立ち去ってしまった。
わたしの胸の中に残るのは、何とも言えない感情だけで。
1.莉嘉に好意を持つ男子が現れる
2.次第に、裕人の束縛は強くなっていく
3.女子からの嫌がらせが始まる
3.莉嘉が別れを切り出し、別れることに
4.だが、お互いに忘れることはできず、また付き合い始める
5.今度は、裕人の元カノ登場
6.いろんな手を使ってくる元カノ
7.裕人は、元カノの前で莉嘉の唇にキス←
8.元カノは、“絶対に幸せになれ”と言い、その件はおわり(
9.だが、そこで莉嘉の母親が男を家に住まわせる
10.その男は莉嘉に手を出そうとする
11.嫌になった莉嘉は家出し、裕人の家へ
12.二人は同居し始める
13.また愛を誓う()二人 ←でおわり
うはwwwww←
キモいな私…(
今は0かな( え
「……最低」
「本当。もう教室に行こ」
2人はそう言い、立ち去ってしまった。
わたしの胸の中に残るのは、何とも言えない感情だけで。
幸せのすぐ隣には、辛いことがあるんだと実感した。
*
*
*
夕焼け空が綺麗な、放課後。
意味もなく、廊下で静かに景色を眺めていたら。
「帰ろうか」
肩を叩かれ、振り返ると。そこには、やわらかく微笑む秋坂くんの姿があった。
本当に、優しいなあと思う。
けれど。
あの朝の件があり、どうしても少しためらってしまい。
でもやっぱり、一緒にいたいという気持ちの方が強くて。
ためらいなんて、すぐに消えていた。
――――それと同時に、辛いことの隣にはまた新たな幸せがあることを学んだ。
そして、わたしはそっと微笑み返すと、彼の横で歩調を合わせながら歩き出した。
「……最低」
「本当。もう教室に行こ」
2人はそう言い、立ち去ってしまった。
わたしの胸の中に残るのは、何とも言えない感情だけで。
幸せのすぐ隣には、辛いことがあるんだと実感した。
―――― ←↑→↓
夕焼け空が綺麗な、放課後。
意味もなく、廊下で静かに景色を眺めていたら。
「帰ろうか」
肩を叩かれ、振り返ると。そこには、やわらかく微笑む秋坂くんの姿があった。
本当に、優しいなあと思う。
けれど。
あの朝の件があり、どうしても少しためらってしまい。
でもやっぱり、一緒にいたいという気持ちの方が強くて。
ためらいなんて、すぐに消えていた。
――――それと同時に、辛いことの隣にはまた新たな幸せがあることを学んだ。
そして、わたしはそっと微笑み返すと、彼の横で歩調を合わせながら歩き出した。
◇
「秋坂くん……っ!?」
瞳を揺らしながら、じっと彼を見つめた。
本当に、何を考えているかわからない。
けど、少し嬉しかったのも事実で。
わたしのメトロノームのリズムが、どんどん速くなってくのを感じた。
ドク…ドクドク…ドクドクドクドク、という風に。
「可愛くない? 俺の彼女。ほら、頬がどんどん赤くなる」
「えっ、うう……っ」
2人の鋭く突き刺さるような痛い視線に、思わず顔を背けた。
「ま、そーゆーことだから」
今度は1オクターブ下げ、真剣な顔つきで橘さんと桃月さんを見つめる彼。
「鬱陶しい」
でも、次の言葉が耳に入った瞬間。
いつか自分への言葉になるんじゃないか、と想像している自分がどこかにいた。
◇
番外編 、 pf 01 。
Name → 柳 莉嘉 /やなぎ りか
Age&Birth Day → 17(現時点)、6月9日
済みません、今はまだこれくらいしか決まってないんです…!!笑
ふつつか者で、本当に済みませんっ △
ちなみに、小説の中では今は“2月3日(火)”となってます。
まだまだ未熟ではありますが、毎日更新を取り柄に頑張っていきたいと思います!
番外編 、 pf 01 。
Name → 柳 莉嘉 /やなぎ りか
Age&Birth Day → 17、高2(現時点)、6月9日
済みません、今はまだこれくらいしか決まってないんです…!!笑
ふつつか者で、本当に済みませんっ △
ちなみに、小説の中では今は“2月3日(火)”となってます。
まだまだ未熟ではありますが、毎日更新を取り柄に頑張っていきたいと思います!
いや、引き止めてよ。
行かないで! って。
「了解!」って言って欲しくなかった。
こんな私は、我儘ですか?
自分がいなくなっても大丈夫、って意味なのかな。
少しくらいは、「いてほしいけど……」みたいな言葉、欲しかったよ。
何も、そんな嬉しそうに言うことないじゃん。
って。
今日の私、今日可笑しすぎ。
私、歪んでんのかな。
番外編 、 pf 01 。
柳 莉嘉 /やなぎ りか
6月9日生まれ、17歳(現時点)。
趣味は音楽を聴くこと。
特技はイラストを描くこと。
済みません、今はまだこれくらいしか決まってないんです…!!笑
またお話が進んだら、改めて書かせていただきます。
ちなみに、小説の中では今は“2月3日(火)”となってます。
まだまだ未熟ではありますが、毎日更新を取り柄に頑張っていきたいと思います!
名前どうするか……。
案だそ。
あわいろ
泡
すず
もゆか
りゆ
咲
ちより
ちより にしよ。
くふふ←
いやー。
でも、「へえ 。」とかみたいに、句読点の前に空白を付ける奴なんなんだろ。
イミワカンネ(=^・^=)←
まあ、そっちの方が可愛いーとか思ってるんだろうな……。
黒歴史確定かもね……←
えっ!
18:00までメンテナスですか……
でも、気長に待とうっ
え、メンテ……
まだかな(´ `;)
終わったああああああ!←
カラフルデイズ ★☆★
あわ °
私の彼氏は、口下手で恥ずかしがり屋で。おまけによく照れる。
そして、失礼かもしれないが見た目は中の下くらい。
世の中は、イケメン好きとか、見た目重視とか。
バカみたいとせせら笑いながらも、どこかでは憧れていて。
私の彼氏は、口下手で恥ずかしがり屋で。おまけによく照れる。
失礼かもしれないが、見た目は中の下くらい。
世の中は、イケメン好きとか、見た目重視とか。
バカみたいとせせら笑いながらも、心の片隅では自分も同じようなことを考えていて。
何度、自分のことを「最低」と責めたことか……。
でも、私は嘘をついていた。
彼と別れたい、離れたいという気持ちに。
第一章 タイムマシン
「……何なの? これ。ヘッドフォンにしか見えないんだけど」
私は、ただ単に思ったことを質問をした。
そりゃあ、普通のヘッドフォンだったらただじゃおかないし。
――「これはな、率直に言うとタイムマシンだ」
「……へ!?」
思わず目を丸くした。
こんな頼りなさそうな祖父が、タイムマシンなんて物、作れるわけがない。
それも、1人で。
「実はな、小さいが右側にマイクがついてるんだ。
それでな、俺が使ってみたらよぉ、なんか変なところに通じちまって……」
はあ!? と、外で声を荒らげている風に負けないくらい、私も声を荒らげた。
私のいない間にこんなことをやってたのか……と驚きつつも、話の続きを求めてしまう自分。
祖父は、「まあ見てろ」と言い放し、ガラスの扉を開けてそのヘッドフォンをそっと取り出した。
「ちなみに、これで音楽を聴いたりすることはできん。
コードのような物は付いてるが、単なるカモフラージュだ。差し込んでもいいが、音はヘッドフォンからは出ないからな」
なんだよもう、優し過ぎる……。
その優しさに溺れそうになりながら、祖父の方をじっと見つめた。
「まあ、堅苦しい説明は省いて……。ここからは実践してみるぞ!」
「うん、わかった!」
私達の弾んだ声が、部屋中に強く高く響いた。
きみの手のひらの上に 僕の手のひらを重ねてみた
なんとなく伝わる ぬくもりが 命を感じさせた
「……無理だよ、無理」
結局、あたしが行った先は、幼馴染の涼介のところだった。
涼介は、あたしの方へちらりと視線を向け、クスクスと小さく笑っている。
本当、優しくない奴。
「じゃあ、寄り道して帰ろうか?」
「1人でどうぞー」
なげやり気味な返事をして、歩調を少し速めた。
はあ……。という溜め息の音も、「待ってくれよー」という緩い声も、ガン無視で廊下を歩いていく。
そのせいで、気づいた時にはもう涼介の姿はどこにもなかった。
「まあ、いいや」
ほつりとつぶやくと、そよ風の行進隊に紛れながらかろやかに歩き始めた。
涼介がいないと結構のんびり歩けていいな……、なんて思いながら、校門を潜った。
「あれ、2年の友田さん?」
そこには、にこりと微笑む大好きな先輩の姿があった。
「あ、いや、先輩何やってるんですか……!? こんなところで!!」
「いや、これから帰るとこだけど」
「……ハッ、そうか。そうですよねー」
純愛最高。←
012345678901234597890123456789
みらくる探偵団!〜【猫探し】の巻〜
みらくる探偵団!〜【ソラが行方不明!?】の巻〜
みらくる探偵団!〜【ちいさな依頼者】の巻〜
みらくる探偵団!〜【怪盗現る!】の巻〜
よっし。
子供向けに見えて、意外と面白いのべるを作ってやる!←
主な設定
倉本 マコ (くらもと まこ)
主人公。みらくる探偵団、団長。
ずば抜けた能力があるわけでもなく、魔法が使えるわけでもなく……。
ただ、友達思いの(まあまあ)優しい女の子。
水城 ソラ (みずき そら)
みらくる探偵団、副団長。
逃げ足がとても速く、嘘をついたり話を考えたりするのが上手い。
ときどき毒舌になる、プライドの高い女の子。
杏 ルル (あんず るる)
みらくる探偵団、団員。
なぜか、花と話ができる。運動は苦手だが、歌うことは得意。
天然で、マイペースな女の子。
主な設定 II
商店街
爆笑食堂 (ばくしょうしょくどう)
寿司やらケーキやら、和菓子やら……。
いろんな物を食べることができる。
ただ、試作メニューがいつも変。そのため、毎回毎回ボツになる。
ネガティブショップ
ネガティブになれるアイテムが、たくさん売られている。
そして、店長が無料でうらないをしてくれるというサービスもある。
主な設定 II
商店街
爆笑食堂 (ばくしょうしょくどう)
寿司やらケーキやら、和菓子やら……。
いろんな物を食べることができる。
ただ、試作メニューがいつも変。そのため、毎回毎回ボツになる。
ネガティブショップ
ネガティブになれるアイテムが、たくさん売られている。
そしてなんと、店長が無料で占いをしてくれるというサービスもある。
キラキラ服屋(きらきらふくや)
『キラキラ服屋』という店名の割には、そんなにキラキラしていない。
かと言って、キラキラした服が売られているわけでもない。
1階では女性用の服、2階では男性用の服、3階ではクレイジーな服がたくさん売られている。
――――――
100: 譜 ◆V2:2015/05/10(日) 20:43
トリップなんだったっけ←
まあ、いいや。←
「記号と打つと、―(ダッシュ)が出る」
メモメモ((