うちのメモ適当に思いついたやつかく
428: hoge:2019/09/14(土) 21:24
「 君たちが、いちばん近くにいたんじゃないのか? なにか知ってるなら教えてほしい。 」
隣にいた悠が悲しげに目を伏せて首を振る。
知らないよ。知るわけない。私にならともかく、悠にまで一切そんな素振りみせなかったんだから。
でも、私たちにすら触れられない壁があるのはなんとなく感じていた。オープンに話してくれるかと思えば、核心には決して近づけない。一番近くにいるのに、遠く感じることがあった。話したくなさそうだったから、私も悠も深くは踏み込まなかった。いつか、自分から話してくれるだろうから、それまで待とうって悠と決めた。
他にも何か色々と聞かれた気はするが、なにも覚えてない。
「 僕たち、そんなに頼りなかったかなぁ。 」
か細い声で、ぽつりと落ちたそれは、少し震えていた気がした。
わからない。
喉が掠れて声にはならなかった。
そう。なにもわからない。最奥に仕舞われた本音もきくことなく、もう聞くことができなくなってしまった。
すれなくしたかとおもったよ
嘘
嘘つきの見破り方
嘘つきの見破り方
ねえ、知ってる?
君が嘘つくときって私から視線を外すんだよ。
嘘つきの見破り方
ねえ、知ってる?
君が嘘つくときって私から視線を外すんだよ。
バレてないとでも思った?