どっかに消化出来たらいいなあ、
ジャンル: 異能力もの (微バトル)
主人公:
名前:
性別: 女
年齢: 高校1年くらい
能力: ①対象がバグ持ちということを隠せる (対象は1人)
②自分が死んだと理解していない死人と関われる (最後の方までこのバグがあるとは知らない)
舞台:
バグ: この話でいうところの異能力
バグ持ち: その名の通りバグを持って生まれた人間 (バグと言われることも)
1年前の事件: 目から光線を出せるバグを持った人間がそのバグを用いて一般人に危害を加えたという事件
100年ほど前: とある優秀な科学者がバグを生み出す
艾菊: 表向きには会員制のバー
00: とある科学者
テレビに映っている、とある研究者は語った。
「超能力者は幼い頃からの夢だったのだ」
誰もが一度は考えたことがあるであろう、もしもの話。そのもしもが現実になった。
現実にしたのは他でもないこの男。本来ならば彼の長所として挙げられるはずの無邪気な追求心、それが彼を世間からしての悪者へと変えたのだ。
彼は憧れていた。彼は欲していた。彼はそれに成りたかっただけだった。
彼の小学校の卒業文集に綴られていた漠然とした夢が、夢に留まっていればよかったのに。彼は具現化を求めた。
そして彼は夢を実現させた。
彼の憧れである『世界を救うスーパーヒーロー』が持つ、超能力がこの世界に出来てしまったのだ。
超能力は世界を救える力であると同時に、世界を破壊させることが出来る力であることに変わりない。それほど強大な力を創り出した彼は、それがきっかけで囚われの身となった。
この出来事は一時世間を騒がせたが、一向に超能力者が出てこないために風化していった。それもそのはず、超能力というものが人間と結び付くのに時間がかからないはずがない。
そして凡そ一世紀を経て、超能力者は動き出す──
登場人物1:
名前: 古峯 優希 (ふるみね ゆき)
性別: 女
年齢: 中学1年くらい
能力: 無し
バグ持ちにより死亡するが、自分が死んだと理解していない。魂だけ残った感じ。主人公にだけ見え、話せる。いじめられていると勘違いしている。
主人公のみに見える魂の肉体のようなものには致命傷が残っている。主人公にバグによって出来た傷とは言っておらず、突然襲われたとだけ伝えた。バグ持ちは嫌い。
登場人物2:
名前: 大原 拓人 (おおはら たくと)
性別: 男
年齢: 高校1年くらい
能力: 両手で触ったものを変形させられる
主人公と同じ高校に通う。主人公に艾菊を紹介した。準主人公的な立ち位置予定。
主人公 名前: 大前 凛花 (おおまえ りんか)
マジでどうでもいいけど登場人物の名字は神社から取ってるってだけ言っとく。
01: 悲劇
「俺はもっと、もっと！ 自由になれる！！」
悲鳴さえも聞こえなかった。建物が轟音を立てて崩れていく。ある男を中心にして。
男は超能力者だ。とある研究者が一世紀程前に創った超能力と融合出来た成功作である。
──そう、超能力者としては成功したのだ。
「隣の席、 とか本当最悪」
「 ってマジで腹立つよな。不細工の癖にイキリやがってさ。一匹狼の俺、カッケーとでも思ってんのか？」
「顔だけならまだしも、性格も悪いとか救えねぇな」
彼が学生だった頃に、周囲の人に言われていた数々の悪口。無視。暴力。
学生時代に受けた傷そのものは治っても、心の傷はそう簡単に治らないとは能く言ったものだ。彼の心は荒み、自暴自棄に陥った。
そんな彼は被験者に選ばれた。超能力と人を結び付ける実験の被験者にだ。そして前述の通り、実験は成功した。
登場人物3:
名前:
性別: 男
年齢: 二十歳ちょい過ぎくらい
能力: 目からビーム
学生時代はいじめられていた。復讐のために超能力を手に入れることを選ぶ。
使いたいセリフ集:
「これは罠だっつってんだろ！ わざわざ応える義理がどこにあんだよ！！」
「勘違いすんな。お前はヒーローじゃねえ。人間の成り損ないだ」
「他人のために死んでもいい？ じゃあ、お前は他人のために生まれてきたって言うのかよ。お前はそんなに大層な人なのか？ バグってるくせに」
「何のためって？ 分かんないの？ 優希ちゃんのためだよ」
「優希ちゃんは私以外に頼れる人がいないから。私がしっかりしないといけないの。逃げ回ってなんかしてられない」
「どうして？ バグは排除すべきでしょ？」