ネタ置き場

ゴミやボツと称するのも心象よくないことでして( ´∀`)

あまりにも暇だったから、頭に浮かんだことを検索サイトで検索してみることにした。思いつくのはタバスコや絹ごし豆腐などの食べ物で、美味かどうかは差し置いても深夜帯のせいかまるで腹が脳のように機能する。いい加減この遊びにも飽きかけてきた頃、不意に「なう」が浮かんだ。なうとは、キーボードアプリの予測変換において月日と時刻を示す言葉。現在は4時44分、少しばかり興味が引いた私は間髪入れずに「なう(2021/11/22 04:44:44)」を検索する。少しの読み込みのあと、検索ページにずらりと並ぶのは地域のイベントカレンダー。存外、いたって普通だ。観光案内、季節外れの花火大会、数々のイベントに記された「11月22日」の文字を指先でスクロールしていると、ページの最下にとあるサイトを見つけた。「異世界の扉」と書かれたサイトを、興味本位でタップすると突然画面が光った──

今日は、なにを食べる？
蜂蜜漬けのレモンかな、頬が落ちるほど甘いドーナツかな、揚げたてのピリッと辛いカレーパン？

なんでもいいよ、なんでもおいしいもの。
君はあたしに輪切りのレモンをくれました。

砂糖漬けにした甘くて酸っぱいレモン、身体中に沁みわたるようにゆっくり頬張る。あたしのまっしろな頭はレモン色に染まっていくの。

「 あたし以外になにかあげちゃダメだからね！ 」
「 ばーか！ 」

ねえ、明日はなにを食べる？
色んなあたしを味わってね。

┌──┐食べたものによって姿を変える女の子
│メモ│辛口だったり甘々だったり正確は様々
└──┘

「退屈なんてしないさ、まだ頁をめくっていない物語があるのならそれほど幸福なことはない」

曰く、『思考』を本にする悪魔。自身の能力によって創造した膨大な量の本を図書館に収めている。

　　クリック？　クラック──

辛いことも、悲しいこともなにもない
　　甘いスイーツや楽しいゲーム
願えばなんだって手に入る夢の世界

　　 まるで御伽噺みたいだね
　　　　 君は、信じる？

2200年、某国。すっかりゴーストタウンと化してしまった街を歩く。歩道橋を上がり下り、目についた「駄菓子屋」の看板は今にも塗装が剥がれ落ちそうだった。作動しない自動ドアを無理やりこじ開けて、麩菓子やキャンディーを三つずつポケットの中に突っ込んだ。国から製造される金など今や影も形もなくなり、価値すら失せてしまったものだから代金など要らないと自分に言い聞かせる。壊滅しきったこんな場所でさえ星々は巡り、また今日も青空が闇色に塗り変わるのだ。ほんの少し薄らい始めた空の彼方を見つめながら最早ファンタジーだと肩をすくめる。夜がくる前に準備をしなくてはならない。急ぎ足で最寄りのホームセンターへ向かい、手に取った小さな木材を背にロープで縛り付けて帰路を走った。いつまで続くのかも分からないこの生活を、今日も営む。

パチパチ音を立てながら、目の前で焚き火が燃える。山積みにした夕刊から一枚、古ぼけて文字が掠れてしまった新聞紙を焚き火に向かって放り投げ、一昨日持って帰ったばかりの木材を継ぎ足した。足元に転がるチャッカマンの製造年数は随分と昔なようで、思わず遠い目をしてしまう。朝がくれば燃え尽きた新聞紙の灰もマンションの上から捨てるだろう。

「今日は新月だな」

不意にソラが呟いた。宙を見上げても月は見当たらない。昔と比べてたくさん見えるようになった星が点々と輝いているだけだ。すべてを飲み干してしまいそうな黒い空はどこまでも街を覆い尽くしている。

「どうりで暗いと思った」

宙に目をやったまま返事する。大分前に発電所が停止してから街は完全に光を失って、それからというもの一日の半分が暗闇に包まれた中で太陽や月に縋る日々が続いている。今だってこうして、焚き火がなければ辺り一面が真っ暗になってしまう。

「どうした、マシロの顔も一段と暗いな」

麩菓子を片手にソラが私の頬をつつく。

「やめてよ、なんでもないってば」
「ははは、甘いな。一体何十年の付き合いだと思ってんだ、腐ってもあたしはあんたの幼馴染だぜ。なんかあったことくらいは分かる」

金色の瞳が私を見つめる。相変わらず調子のいい笑みを浮かべているのにどこか神妙で、それなのにイヤな気なんてひとつもしないから、やはりこの腐れ縁には敵わないと思いながら観念したように微笑みをこぼした。

「大したことじゃないんだよ。…ただ、やっぱりここにも誰もいなかったなって」
「……」

住宅街の民家、ショッピングモール、駅の構内、あらゆる場所を探しても人の気配は微塵もしなかった。今回で初めてじゃない、今までにいくつもの街に辿り着いても違う結果は得られなかった。

「まあ、しかたないさ。ほとんどがあの研究施設の中で『夢の世界』へ行っちまったんだからな」
「ほとんど、か…」
「あはは、もしかしたら、残ってる人間は世界にあたしらだけかもな」「冗談はやめてよね」
「うそだっての。…だけど、いつか見つかるといいな」

ソラはニヒルな笑みを浮かべて星空を見上げる。こんな大きな街に私たちは二人。ひたすら燦然と輝くいくつもの星を少し羨ましく思う。十数年前、『夢の世界』へ行く為にほとんどの人類は帰らぬ人になった。正確には、心だけがぽっかりと抜けた植物状態に。研究施設のいう夢の世界では辛いことも悲しいこともないらしい。嘘か真実か分からないまま、昔に生きていた人々は皆夢の世界に憧れて姿を消していった。そのせいで壊滅してしまったこの国で、生存者を探すために私たちは旅をする。

それはあまりに突然だった。都会のすみっこにある団地、同じ階に住む私とソラは物心つく前からの親友で。仕事に忙しない片親を持つソラと、子供に関心がない両親のもとで育つ私は、お互いの寂しさを埋め合うようにいつも一緒にいた。とある日に「夢の世界」のコマーシャルが流れて、大人たちがテレビに釘付けになっていた頃、新聞紙の番組表からはどんどん番組が消えて、気付けばなんにもなくなってしまった時も「つまらないね」なんて言いながら私たちは遊んでいた。散々遊び疲れてくたくたになった日、家に帰ると誰もいなかった。お母さんとお父さんは私を捨てて夢の世界に行った。──団地に住む他の子供は親に連れられていなくなってしまったから、それ以来…現実世界に生きる人間を探す旅に出てからも、ずっと二人きり。いつかはなくなってしまう食料も、変わらない現実も。このままじゃダメだよな、なんて口にしてからもう半年は経つ。捨てられた車を燃料が切れるまで乗り回し、街に辿り着けば人探しに一週間程度の滞在をする。けれども、どこへ行こうが人の姿など見当たりやしなかった。

「次の目的地は？」

明くる日、滞在先のマンションを出た。燃え尽きたゴミは迷わず投げ捨てて。車窓に流れ込む風に髪がなびく。洒落たサングラスをかけたソラが地図を片手に尋ねた。

「古い地図だね」
「地形が変わらねえんだ、万能地図様だな」
「…次は北に向かおうか。どうせ地図なんて読めないでしょ？」
「はん、馬鹿にしやがって」

シャンプーに木材にチャッカマン、必要な荷物を乗せて走る。次は誰かいるといいね、そう笑いかけて次の街へ向かった。

うーん、あれこれ考えても、夢の世界のヤツはスレに向いてないですね。電脳バトルモノとかならいいのかもしれませんけど…大多数でするならば間違いなく派閥分けされているのがいいでしょう、電脳バトルも後々考えるとして今はサーカス劇団風のものを考えています。考えているとしょっちゅう安田の大サーカスが浮かんでしまうのはなぜですかね( ´∀`)

電脳バトル
電脳力（電リキではない）を使う
電脳力＝イマジネーション
潜在意識と想像力によって生み出される超能力
故に各々固有能力がある

電脳ワールド
なにかしらのヤべー技術により開発されたトテモすごいバトルフィーリング

最強を目指すも電脳力の頭角が表れない主人公、実は覚醒していないだけで未来視（バタフライエフェクト）の使い手だ！

せっかく電脳にするなら電脳フィールド設けなければ異能となんら変わらず、と思うがバトルフィールド展開することでコ□コ□コミック感が強くなりすぎている( ´∀`)

サーカス、ちゃんとした派閥を考えるのが難しそうなんですよね。どんな目的で活動してるのかを基盤として、そこから対立派閥と対立する理由を考えなければならないし、対立させたいがためにこじつけた設定に甘んじてしまいそうで、なんだかとっつきがたいといいますか( ´∀`)

うーん…

かつて一度滅んだ世界
破壊に埋め尽くされた大地を前に、聖女は今にも消えてしまいそうな声で祈りを捧げる。「次はどうか救ってください」

この世にはどんな願いも叶える「満点星（はくちょうげ）」という星の力がある。大昔、世界が滅ぶ前。今は神話として語りつがれる時代にひとりの聖女がいた。星の生命として生まれ、生けるものに加護を与え、すべての命に星の力を授けた神に等しい存在。満点星は聖女の心臓だった。聖女を護る者、襲う者、双方の間で争いが起こり、やがて滅びた。それから長い長い時を経て、再び大地に花々が芽吹く。ボツになりそうなので以下略

参加形式で派閥みたいなものを作る必要は本来ならありませんけどね…シンプルなものでいいなら悪魔図書館でも考えますよ( ´∀`)

新たな世界とは

この世の叡智（三世）を知ってしまい、退屈なので新たな叡智（世界）を作るよ！くらいのテンション( ´∀`)

禁断の果実
果実は神々の均衡を保つ役割を有するとともに、願いを叶える性質がある。願いを叶える代償として均衡は崩れ去ってしまう。叡智の真髄、魂が誕生したのはその時…生と死が隔たれた切っ掛けでもある。

怪人ＶＳヒーロー
世は現代、人々に恐れをなす怪人と、特別なパワーを宿し、日々怪人に立ち向かうヒーロー。…というのは、「正義」の象徴を掲げた国により仕組まれただけのものだった。ある日、無作為に選ばれた会社員の男は政府の研究施設へと連行される。なにやら如何わしい手術代の上で施されたのは、なんと人間を怪人に変貌させる施術──願わず悪役として生きる彼らは、ダークヒーローとして国と対峙することを決意する。

都会地下戦火
2XXX年、人類は地下で暮らしていた。かつてこの地に和平交渉を求めたエイリアンによる、事実上の降伏宣言である。支配から約100年、決して陽の光を浴びることのない人類は近未来の化学を武器に、反撃ののろしを誓った。

生と死を隔てるものは魂
一番初めの本は自分の物語
記憶＝魂
つまり、契約として魂を本にすることで生と死を隔てたのだ…
＜禁断の果実？＞
願いを叶えるその代償に、生命に魂を与えた。
叶えた願いは、叡智とともに…(*ﾟーﾟ)

片翼の天使
かつて箱庭が崩れ去り、人の世は天へ、天は地へ、魔界は核へ、それぞれの種族が暮らす世界が別れたと同じくして、与えられた魂が分断したために片翼となった。
＜補足＞
もともと、皆は神だった。けれど、あくまで神という括りであって暮らす種族に変わりはなかったのである…現代でいう『悪魔』エバが箱庭を崩したために、かつてを知るも知らぬも関係なく、天使と悪魔は魂の底で対立する存在となった( ´∀`)

【天使の死化粧】

深夜四時、誰かが死んだ。そんな死の匂いに誘われて、もう慣れたものだと「弔いの儀式」のために翼を羽ばたかせる。遠くから微かに漂う匂いを辿った先に、既に冷たくなった男の姿があった。突然死だ。目にした途端、逸らしたくなってしまう。決してオカネモチだと言えない大きさの家、しわくちゃになったベッドの上で隣に眠る愛する人、小さな体で寝返りをうつ幼児。──きっと、もう目が覚めないだなんて思わないだろうな。ボクは、彼の冷たい額にそっとキスを落とした。

「もう二度と、笑ってはくれないんだよ」
「だからせめて、最期くらい笑っていてほしいんだ」

最初で最後の笑顔。死化粧は、ささやかな想いを込めた弔いの儀式。

「どうか、天国で見守らせてあげてね」
死神に告げた。