フィクションでもノンフィクションでも、
ある人の音楽的才能を示すエピソードとして
しばしば安易に「絶対音感」が取り上げられるのを見ると
どうもモヤモヤしてしまう。
言ってみれば、
ある人の数学的才能を示すために、
「すらすらと暗算が出来る」って話を紹介してる感じというか……
https://twitter.com/SAKAI_Tooru/status/1581704197417750528
>>1
私の実感から言えば、
「絶対音感の有る人」は それほど珍しいわけではない。
居る所には居る。
そして それは、
天才音楽家たるに十分な能力でないことは もちろん、
必要な能力かどうかさえも怪しい。
天才音楽家、有名音楽家の中で「絶対音感」を持たなかった人は
それなりに居ると思うのだ。
https://twitter.com/SAKAI_Tooru/status/1581709184491405314
>>2
ではなぜ「音楽的才能」を示すエピソードとして
「絶対音感」が出てくるのかと言えば、
それは、
「音楽の素養の無い人にスゴさが分かり易い」からではないか。
数学の素養の無い人には「××の定理を証明した」と言ってもスゴさが分からず、
「一瞬で暗算が出来る」の方が分かり易いのと それは似ている。
https://twitter.com/SAKAI_Tooru/status/1581710946828894213