初めまして٩( 'ω' )و
愛美です!難民になったので小説ここで書きます!
アンチや悪口などは極力控えてください。
皆さまこんにちは。
皆様は「スクールカースト」というものを知っていますか?
そう、小学校、中学校、高校という学生に最も多いこの「スクールカースト」。
スクールカーストとは主に三角形のピラミッド形の一軍、二軍、三軍と分かれたものの事です。
それでは一軍とはなんなのか
一軍とは主に「可愛い」「派手」「運動神経抜群」「人気がある」といったところでしょうか。
そして二軍とは主に「可愛い」「頭がいい」「優しい」と言った一軍とはまた違い、一軍みたいにギスギスもしていなく、地味でもない中間の立場の人たちのことです。
それでは三軍は?
三軍は主に「地味」「ブス」「不潔」といったものたちが集まるクラスの中でも一番下の人たちのことです。
今回はそんなスクールカーストで一軍だった少女がどういうわけか三軍に落ちたお話です。
初めまして!
私は一条莉亜(いちじょうりあ)、新中学一年生。
私は小学校の頃あまり目立っていなかった、だからこそ中学で目立つグループにのし上がろうと思い、髪を明るめの茶髪に染め、中学に化粧をし、ピアスを開け、スカートを短くし、Instagram、Twitter、facebook、tiktok、LINEを始めた。
そのおかげかSNSのフォロワーは私が通う中学の生徒がたくさんフォローしてくれて、DMなどでもたくさん可愛いといってくれた。
だから自信がついた。
そしていざ中学校に行く。
ー中学校にてー
わぁー、先輩めっちゃ見てる。
てか、同じ学年の子多いな、ってそりゃそか
そして受付を探しているとトントンと肩を叩かれた。
後ろを向くと派手系女子2人が立っていた。
「ねえねえ!一条莉亜ちゃんだよね!?TwitterとInstagramフォローしたー!池田胡桃(いけだくるみ)だよ!わかる!?」
「あたしは徳元瑠奈(とくもとるな)!TwitterとInstagramフォローしたんだけどわかるかなー?」
「絶対瑠奈覚えてもらってないよ笑」
「そーいう胡桃だってー!」
「ははっ!てかわかる!?」
「わかるよー!胡桃ちゃんと瑠奈ちゃんかわいーかはすぐわかったー!」
「まじー!?莉亜ちゃんのほうがかわいーのにー!」
「ほんまそれな!」
「そんなことないよーt‥‥」
「あ!莉亜ちゃぁーん!」
そう言って先輩らしき派手な女の子たち6人が走って来る。
その迫力に私も、胡桃たちすらビビっていた。
「な、なんすか?」
「もーやだなー!遠藤玲奈(えんどうれな)だよー!?フォローしたのー!」
「あたしもフォローした!秋本風香(あきものふうか)!DMで話した方あるの!覚えてる!?!?」
「ちな私もフォローしたんだけど!山下夢香(やましたゆめか)!おぼえてぇー!」
「私もー!相澤凛(あいざわりん)!てか莉亜ちゃん実物のほうがめっかわ!」
「あたしも莉亜ちゃん知ってるー!斎藤真凛(さいとうまりん)だよ!」
「あたしも知ってんだけど!みんな知ってるって莉亜ちゃんめっちゃ人気!てかあたし松本柚莉愛(まつもとゆりあ)だよ!覚えてね!」
わぁー、迫力あんな
「みんな知ってますよー!てか体育館ってどこですか〜?」
私がそう聞くと
「あたし先輩として莉亜ちゃんおくってくるぅー!」
「えー!あたしもあたしもー!」
「じゃみんなでいこー!」
「そだね!」
そうして私を含めて9人でぞろぞろと体育館へ向かって歩き出す。
「てか莉亜ちゃんてなんでそんなかわいーの!?!?」
「まじそれな!柚莉まじでブスすぎて泣ける!」
「いやあたしもだから!凛まじで莉亜ちゃんの顔に生まれたかった!」
「みんなそう思ってるって!」
「んねー!夢もさぁー、まじブスすぎて莉亜ちゃん見たとき終わったって思った!」
「なんで終わんの!笑」
「いやー、でも私全然可愛くないですよー」
「いやまじ可愛いから!莉亜ちゃんまじみんなのアイドル的な存在だし!んね!」
「そそそ!みーんな莉亜ちゃんファンだから!」
「ははは、褒めすぎっすよー」
「いやまじで褒めすぎじゃないよ!?!?てかまさかの自覚なし!?!?」
「それとも演技?笑」
「わかんないけどとにかく莉亜ちゃん天使並にかわいーからー!」
「いやー」
そんな話をしているとあっという間に体育館についた。
「じゃ入学式終わったら三年の教室来て!」
「私のとこも!」
「はぁーい」
そしてそんなこんなで入学式が終わる。
あーやっと終わった
そして教室に入ろうとした時ドンっと誰かとぶつかった
「あー、ごめん、てか名前は?」
「赤井結愛(あかいゆあ)だけどなんか用?ブス」
「は?なんなのいきなD‥‥」
「いきなり?いきなりじゃないよ?私あんたと同じ小学校だったんだけど」
私は小学校の時の人物を思い浮かべていた。
赤井結愛。
あ、そうだ。
赤井結愛は、小6の時にすごい派手で目立ってた、あの結愛だ!
どうしよう、赤井結愛に先輩にあのブスな事バラされたりしたら。
私の人生終わる。
でも言いなりになんかなりたくない
「まぁせいぜい楽しんでえ〜?メイクでごまかした顔でさ!」
そういうと結愛は去っていった。