「自分自身を見失わないように」
という小説を書いていこうと思います
いつも全然来ないけど来てほしいなコメントとか（アンチいらなーい）
よろしくね
初めまして
私は松本恵莉奈（まつもとえりな）
表では優しくて綺麗な自分を演じる、でも裏は人を顔やスタイル、権力でしか判断しない
そんな風になったのはいつからだろうかー‥‥
4月（入学式）
今日は中学校の入学式です
すっごい楽しみ！だって人気者になること間違いなしだもん、髪染めて、ピアス開けて、制服だって着崩してるんだからきっと派手な子と仲良くなれるはず
そう思いながら中学校の校門に立ち、中に入る
やっぱりみんなジロジロ見てくる
私は気にせず体育館へ行こうとするとトントンと肩を叩かれた
そして後ろを向くとギャルっぽい女子二人組が来た。
「ねぇねぇ！めっちゃ可愛いんだけど名前は？？」
「望愛（のあ）それな！めっちゃ可愛い！」
「えっとね〜、私は松本恵莉奈（まつもとえりな）だよおお」
「そっか〜〜！恵莉奈ね〜！私は井上望愛だよー！よろしくねえぇ！」
「私は三浦沙彩（みうらさあや）だよ！よろしくうぅ！」
「よろしくねえぇ」
「ねねね！三人で写メ撮ろ！入学記念〜ってことで！」
「いいねえ〜〜！」
そんな流れで写真を撮ると
「やっぱ恵莉奈一番可愛いい！うちら2人は事故ってるっていうねw」
「それな！めっちゃ事故ってるけどでも恵莉奈ちゃんめちゃ可愛い！」
「へへっ、ありがとお」
「おんおん！ねえ、体育館行くのめんどくね？三年の詩恵（しえ）先輩んとこ行こう！？！？」
「望愛それめっちゃいい！恵莉奈ちゃんも行こう！」
「うんいく〜！」
そんなこんなで三年の棟の廊下に行く
階段を登りが神の前の教室まで来ると
「詩恵先輩いいいいぃ〜〜！」
望愛が大声で叫ぶ
その声に1人の可愛らしい女子の先輩らしき人が走ってきて
「望愛ぁー！沙彩ちゃんどうしたのう！？」
「いやぁ、暇なんで〜！てかこの恵莉奈ってかめっちゃ可愛くないっすか！？」
「ほんとだ〜！めっちゃ可愛い！よろしくねぇ！」
「よろしくお願いしまぁーす」
「も〜可愛いい」
「てか望愛暇って入学式じゃないの〜？」
「いやめんどいんでぇさぼりましたぁ」
「ははは、中一でそれはやばいって、小川とかに秒できれられる」
「えええ？そうすかー？ま、大丈夫っすよ〜」
「てか望愛ー、あたし颯人に会いたいんだけどおおおお」
「あーーー！あの空手の颯人ねw」
「そそそ、颯人にも恵莉奈ちゃんみせたいじゃん？」
「あー！みせたい！颯人普段人に可愛いとか言わないけど恵莉奈ちゃんならいうかも！」
「んな！いこ！」
「うん！恵莉奈も行こう！」
「いく〜」
そして今度は三年三組の教室の前へ行くとドアを開けて沙彩が
「颯人おぉー！ちょっときてぇ！」
沙彩がそう言うとぞろぞろと男子が出てくる
「なんだよ沙彩、望愛」
「なんだよってなんだよおー、てかさ新しく友達なったんだけど恵莉奈ちゃん可愛くない？」
望愛がそう聞くと
「ふつー」
とドストレートに行った
「はあああ！？この恵莉奈ちゃん可愛いって言わないとかまじで目腐ってんじゃね！？」
「うるさい、後輩なんだから立場わきまえろよ」
「そんな上下関係とか気にしない派なのぉ」
「いやお前バカなだけ」
「はああ？普通にうざいんですけど」
すげーな、先輩に普通にうざいって言うとか。そう思いながら私は見ていた。