『ごめんね……』
その言葉を最後に、君はいなくなった。
不思議と僕は……
君が誰か、わからない。
もしかしたら今、物語がどういった展開なのかわからない方もいらっしゃるかもしれないのですが、あえて解説はしないようにしようと思います。
解説は終わってからしようかな〜と考えています(*^^*)
>>38の結子のセリフ「ドキドキ」は、『見つけていたのに採らなかったのかと思った』という意味になります(๑´ڡ`๑)
41:ルルー◆zI:2016/09/17(土) 17:13 今、この話読ませてもらいました
ドキドキですね!
初めてのコメント……(´;ω;`)
ありがとうございます!
この物語は自分で書いてて楽しいです(*^^*)
いえいえ
読んでいて、おもしろいです!
これからも読ませてもらいますー
はい!
お暇な時に読んでくださいな(*´ω`*)
もっと書く気出てきたー!!
これからもガンバってねー!
ぜひ読ませてもらいますー
また陽太くんから逃げちゃった……。
頑張って……その……キ、キスしたけど。
私には恋なんてできないのかな……。
でも、私にはもう時間が……っ。
林間学校2日目は【T林を守る会】が作成したワークシートを使い、自然について学ぶ。
今日はクラス行動なので、昨日のように迷うことはなさそうだ。
T林は日本では知名度がある方だそうで、チラチラ他の学校の生徒も見える。
ワークシートにはここにある池のことについても書かれていた。
T林が有名になった一つの理由である月海池【ツキミイケ】は、日本有数の透明度らしい。
「見てみて!月海池の写真!綺麗だね〜」
幸亜が指差す先には、まるで船が浮いているように見えるほど綺麗な月海池の写真があった。
「日本にもこんなとこあったんだな〜、月海池かぁ。へぇ〜」
考祐が幸亜の持っていたパンフレットを取る。
「勝手に取るな!それに、【ルウイケ】じゃないし。【ツキミイケ】だし!」
「逆によくそんな難しい読み方したね〜」
3人が笑っている中、僕だけが考え込んでいた。
月海池……、ルウ……?
る、る……
るうわ……?
月海和……
誰……、なんだ……?
【自己消去能力】
50:ルルー◆zI:2016/09/17(土) 18:06いきなりキスはびっくり!
51:桜咲:2016/09/17(土) 18:09 >>50
ですよね(^_^;)
月海和、思い切ったことしましたΣ(゚Д゚)
ほかにもビックリはたくさんあります!
発想おもしろい( ^)o(^ )
>>52
ありがとうございます!
≫53
こちらこそありがとうございます
今さらいうのもなんですが
タメokですか?
「なぁ、幸亜」
聞いたことがあるけど何かわからないこの言葉。
幼馴染な幸亜なら、なにか知っているかもしれない。
「月海和って、なんかしってる?」
すると幸亜は僕の事を叩く。
「考祐に続いてお前もか!月海和じゃなくて、【つきみいけ】!」
「いやっ、そうじゃなくて」
「あ、先生呼んでる!はい、走ろう!」
幸亜が僕の手を掴んで走りだす。
結局、せっかく思い出したこの言葉……【月海和】について、何もわからないままだった。
>>54
タメいいですよ〜!
でも私がタメ苦手なので……すいませんm(_ _)m
≫56
よかったー
別に苦手でも大丈夫だよー
>>57
ありがとー☆
『やめろって!』
『ご、ごめん』
『っ、もう寝てくる』
!
なんなんだ、さっきの……。
変な夢を見てしまった。
知らない女の子が出てきて……。
知らない……?
違う、知ってるはず。
知ってるんだ、あの子の事……、でも思い出せない。
あの子は誰だ!?
誰、なんだよ……。
100丁度で終わりたいなぁ〜笑
61:桜咲:2016/09/18(日) 12:12 林間学校という高校生活最後のイベントが終わった頃、1人の転校生がやってきた。
名を、月海和という。
「あ!」
そいつが前に現れた時、思わず声を出してしまった。
「美人だからって驚き過ぎだぞ〜」
考祐が軽い冗談をいうと、クラスがどっと笑った。
僕が驚いたのは、そんな理由じゃない。
月海和……、夢に出てきた女の子にそっくりなんだ……。
≫60
終われると思うよー!
小説の展開分かってきたかもw
>>62
あるあるな展開だからねww
「僕らって、会ったこと、ある?」
月海和が僕の前の席についた時、僕は思い切って聞いてみた。
「ん……と、」
月海和は一旦下を向いてから、
「多分……、ない、うん、ない」
となんだかぎこちない答えを出す。
僕には、それが嘘を付いている用に見えて……、僕も合った記憶はないけど、感覚が残ってる。
それに、今の返事。
何も知ってなかったら、答えるのにあんな時間がかからないと思う。
僕は、また少し経ってから聞くことにした。
月海和に遠慮したら、この謎は一生解けないままだから……。
えぇ?!
なんで陽太くんの記憶、消えてないの!?
月海和が来て2週間ほどたった頃。
「実は、雲海さんが転校することになりました」
担任からの急な発表に、教室から「え〜」、という声が漏れる。
「なんで引っ越すの?」
幸亜が聞くと、月海和は小さな声で
「親の……転勤で。職場を動きやすい仕事だから」
と答えた。
その時、僕はいてもたってもいられなくて、休み時間になってから放課後会えないか聞きに行くと、月海和は15分くらいなら……と渋々受
け入れてくれた。
この15分で……
聞きたいことを全て聞かないと……。
ああ……、私のバカっ……。
結局、また逃げてる。
このままじゃ変わらない……。
この15分で……
言わなきゃいけないことを全て言わないと……。
放課後になった。
僕は、一応お洒落な服で行くことにした。
最後に会うわけだし、しっかりした服で行かないと失礼なような気がしてしまったから。
メモやボイスレコーダーなんかも、一応持っていくことにした。
忘れたら、全てパーになってしまう。
質問は事前に考えている。
結構行く前にやることがあったのに、待ち合わせの公園についたのは10分前だった。
暇だったのでブランコに座っていると、バタバタと慌ただしく月海和が走ってくる。
よし、と僕はブランコを降りた。
ああ、いよいよ放課後だ……。
私は、一応お洒落な服を着ていくことにした。
好きな人と、最後に会うんだから……。
どうせなら、最後は可愛い自分を見てほしい。
陽太くんのことだから、きっと待ち合わせの時間よりかなり前に来るだろう。
そう思って、準備は帰ってすぐに始めたものの、服選びにかなりの時間がかかってしまった。
待ち合わせ時間5分前に慌ただしく公園へ向かうと、陽太くんは案の定ブランコに座っていた。
私は身を引き締めて、口を開いた。
「ごめんね……っ」
かなり走ってきたのか、月海和はハアハアと息が荒れている。
「ううん、僕、早く来ちゃったから」
「そっか」
少し沈黙があってから、
「「あの!」」
2人の声が重なる。
「あ、ごめん、先いいよ」
月海和がそう言ってくれたので、僕から話し始めることにした。
「じゃあ、先に……」
僕はバックからメモを出し、念のため、ボイスレコーダーの電源を入れた。
「あのさ」
「うん」
「もう1回、答えて欲しいんだ」
この僕の言葉に、月海和がビクッと反応した。
うん、間違いない。
月海和は、確実に何かを知っている。
「僕と雲海、前もあったこと……あるの?」
ここはあえて、『あるよね?』と自分の考えを前には出さずに質問した。
〜ここからネタバレです〜
「…………、あるよ、もう2回も」
2回……!
僕が思っていたより多い数字に驚いた。
でも、なんで2回もあってるんだ?1回でいいんじゃ……。
僕がずっと黙って考えていると、僕が考えていることを悟ったのか、月海和が喋り出した。
「実は、私、1回陽太くんに会って、記憶……、け、消してるの」
記憶を……、消す?
「自己消去能力……、知ってる?知らないよね、こんなの」
【自己消去能力】……、この聞きなれない言葉に僕が固まっていると、
「えっと、要するに人から自分についての記憶を消せる能力、ってこと……」
なるほど……。
「でも、なんで……」
すると月海和はうつむきながら、
「好きだったからだよ……」
とつぶやいた。
「最初の1週間で、もう好きになってた。でも告白する勇気がなかった。このままじゃ嫌だと思って、どうせなら記憶を消したほうがいい
かなって……。だから、高校であえて、すごく嬉しかった。でも林間学校が終わったら、また引っ越すって聞いてたの。だから、少しで
も長い時間一緒にいたくて、あの青と白の蝶を作ったの。また告白できなかったから、その、記憶を消そうと思ったんだけど、悔しく
て……、それで、その……き、キスしたの……。でも、完全に私についての記憶を消すのは、キス、できた今のほうがいいと思って、1日
目に記憶を消した。でもその後、やっぱり完全に消えるのが嫌で、目立ちたがりやの人が居る人がホテルから出てきたところを狙って蝶を
飛ばした。記憶は消えてたと思ってたけど……消えてなかったんだね」
このことを知ったところで、僕はほとんどなんのことかわからなかった。
でも、青と白の蝶を見たことがあるっていう考祐は正しかったんだ。
そして……月海和が僕を好きだってことも。
ごめんなさい、ちょいちょい文の空け方がおかしいところあります(^_^;)
72:桜咲:2016/09/18(日) 20:55 もし、「え?なんで?」と思うことがあったら言ってください。
わかりにくく書いてしまったところと、矛盾に気づかず書いている場合とあるのですが……(^_^;)
自分でも恐ろしいほどの速さww
3日でここまで進むとは……!
「うぅ……グス」
ずっと歯を食いしばっていた月海和が、とうとう泣き出した。
「あぁ……ごめん、やっと、告白……?できたから……」
なんだか僕が泣かせてるみたいじゃないか。
「おい、泣くな!はい、ハンカチ」
僕がハンカチを渡すと、月海和は「あ、ありがとう」と言って涙を拭いた。
「また、記憶、消すの……?」
「うん、消したくないけど、能力知られちゃったから……、ごめんね」
消されちゃうんだ……。
「また、会える?」
「うん、きっと。また会えるよ……、じゃあ、記憶……消すね?」
月海和が皆の記憶を消そうとした時、僕は一番言いたいことを言おうとした。
「あのさ」
月海和が一瞬だけ、動きを止める。
「僕、また会ったら、きっと、言うと思う」
だめだ、涙、でそう。
「好きですって!」
出せるだけの声を出した。
月海和はまた泣いて、そして、
「じゃあ私も、また告白するよ、陽太くんに」
と笑った。
「次に会うときは、陽太、でいいよ」
「うん、頑張って言ってみる」
「じゃあ……」
「「ばいばい」」
目を覚ますと、目の前にかわいい女の子がいた。
受験前の大切な時期に、なにフラフラ歩いてるんだよ、自分。
頭をコンと自分で突いて、家に帰ろうとした。
すると、その女の子が口を開く。
「ごめんね。」
不思議と僕は、君が誰か、わからない。
Epilogue
!
なんだ、夢か……。
あまりにリアルな夢だった。
僕は身支度をして、1階に降りる。
朝ごはんを食べていると、チャイムが鳴った。
ドアを開けると考祐が
「おそいぞー!」
と家の中に入ってきた。
え?と思いながら掛け時計を見ると、うわっ、もう時間だ!
慌ててバックを取って、考祐に
「ごめんごめん」
と言いながら自転車を出す。
「そいえば、早く行った小林からメールがきたんだけどさ」
考祐が信号を待つ間、ものがごちゃごちゃとしているリュックからケータイを出した。
「俺らの学科に、首席が居るらしいぜ」
おお、それは凄い……!
「あの大学、女子の割合少ないし、しかも美人らしい!俺らちょーラッキー!」
へぇ……。
一体、どんな人なんだろうな。
入学式早々遅刻したら大変だ。
僕らは自転車を思いっきり漕いで、大学へ向かった。
ーENDー
78:桜咲:2016/09/19(月) 13:53 これにて【君が泣いた時】終了です。
読んでくれて、どうも有難うございましたm(_ _)m
所々「ん?」と思うところはあったかもしれませんが、多めに見てください(^_^;)
感想や批評などはまだ受け付けます(*^^*)
ぜひコメントしてくださいね!
(くそう……100で終われなかったぜ)
80:ルルー◆Lck:2016/09/19(月) 19:27 おもしろかったよー
100でおわれなかったけどめっちゃ良かった!
>>ありがとー!!
100で終われなかったのは未だに悔しいよ笑
次の小説もぜひ読んでね(*´ω`*)
ぜひ読ませてもらいます!ww
83:桜咲:2016/09/19(月) 19:59 >>82
はい!ぜひ(新しいの全然考えてないけど……)
次作決定です!おまたせいたしました!
というか、ちょいちょい挑戦していたんですけど、続かなかったんです……。
今回も似たような小説になるかと思いますが、どうぞ、よろしくお願いします!
こんばんは〜青蓮です。遅れてすみません。
完結済みということで一通り読ませていただきました。
率直に言うとストーリーがよく理解できませんでした。
アイデアを必死に出されたんだろうなーというのは感じましたがそれだけです。
内容がよく理解できませんでした。とはいえ、文才が無いというわけではないかと……冒頭部分はきちんと理解できましたので。
ただ、時代(いつ)の混在(話が何度もさかのぼる)。情報の混在(矛盾)。視点の混在(キャラの視点がコロコロ変わる)が本編で何度も起きているのが問題です。
矛盾はともかく、時代や視点を変えていいのは1話の中で最低1回。むしろ変えないのが基本です。なぜなら、時代や視点は読者が本を読むうえでの最も大切なハシラ。「この時代、このキャラクターを通して、見て、聞いている」ということが分かって初めて読者は物語に入り始めるんです。
細かいことを言ってもなかなか難しいので、アドバイスとしては『プロットを打ってみる』のはどうでしょう。いわば『物語全部の設計図』ラストのネタバレまで書くあらすじです。
(私のスレッドで「あらすじは難しい」と言っていたので、簡単ではないかもしれませんが……)
時代・場所(いつどこで)を書いて、そこで起こる何か(誰が、何を、どうして、どうやって、そしてどうなったのか)について、まとめてみてください。
面倒くさいと思うかもしれませんが……。
*以下本編より切り抜き。
「そいえば、早く行った小林からメールがきたんだけどさ」
「俺らの学科に、首席が居るらしいぜ」
おお、それは凄い……!
「あの大学、女子の割合少ないし、しかも美人らしい!俺らちょーラッキー!」
↑主席が女子なんて情報あったかな……(汗)
というように、作者が頭の中で描いてる世界を整理しないで吐き出すと、読者には理解できないパターンがよくあるんです……。(3日で書かれたとのことで、それにしては力作だとは思いますが……)
1度ではなく2度。自己消去能力というアイデアは素晴らしいと思います。
伏線や物語の筋道を整理すればかなり伸びる作品だと思うので次回作の参考にしてみて下さい。
それでは〜。
すみません、下げてました。
分かりにくいので上げておきます。
>>85
ありがとうございます!
ですよね(-_-;)
作者なので話の内容がわかっているので、どうしても情報が少なくなることはわかっていたのですが……まさかここまでとは。
視点については○○sideと明記していない部分もあるので、すごく読みにくいと思います。
私はあまり情報を書きたくないというか、読者様に想像して欲しいというか__でこんな小説になったんですが、読者様に想像させすぎました苦笑
____________________________________
・時間,視点,矛盾の混在↓
矛盾→実は私、プロットなどを書いたことがなくて__というか苦手なんですよね(*_*)その時にバーって書いちゃうかんじです(どうでもいい)。簡単なあらすじを書いてから書き始めてみます!
視点→いろいろな人の視点があったほうが……と思っていたんですが、今読み返すと途中で
「は!?さっきこうやって言ってたじゃん!じゃあこの視点だれからだよ!」
ってなりました(´・ω:;.:...
不必要な視点は無くすようにし、できるだけ○○sideと明記するようにします。
・主席が女子という情報が無い↓
私も投稿した後に気が付きました……後で付け足したほうが良かったですね……すみませんm(_ _)m
・アイデアについて↓
有難うございます!私自身もなんでこんなアイデアが出たのか理解できません(ヾノ・∀・`)
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今回は私の作品の評価、有難うございます(*´艸`*)
頑張ってもっと良い小説書きます!(あれ、これって青蓮様のスレに書いたほうが良かったのか?)
もしそちらのスレに書いたほうが良いのであれば書きますので。
私が青蓮様のコメントの読み取り方を間違っているようでしたら言ってください。
本当に有難うございましたm(_ _)m
何か不思議なヒロインだね
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