あらすじ
ある日,中学2年生,片山紅里は亡くなった幼馴染,中村蓮翔に会いたいと思う毎日を送る,そんな中,大鳥「ダック」と出会う。
死後の世界旅行にいく。
登場人物
片山紅里(かたやまあかり)
ダック,大鳥
中村蓮翔(なかむられんと)
てすと
3:レモンミルク:2015/08/06(木) 16:11
あれは去年の春,中学校入学の時だ。
紅里「蓮翔,制服姿似合うね?」
蓮翔「そうかな?」
中村蓮翔はあたしとは小学校からの幼馴染。
イケメンで小学校から超モテモテ男子。
紅里「あっ,同じクラスだよ」
蓮翔「やったな!!」
新しい学校生活をスタートした,あたし達。
蓮翔「・・・ゲホッ,ゲホッ」
紅里「大丈夫?蓮翔」
蓮翔「・・・大丈夫・・・へっ,ゲホッ,平気」
蓮翔は微妙に咳をする。
蓮翔「まぁ,行こう」
紅里「大丈夫なの?本当に?」
蓮翔「本当,本当」
ーガラァー
追加人物
雲母美桜子(きららみおこ)
比嘉景(ひがけい)
佐藤大地(さとうだいち)
・・・・・・
美桜子「確か,えっ〜と,名前は?」
紅里「紅里です」
美桜子「宜しくな?紅里」
彼女は雲母美桜子である。
髪の毛が寝癖のようにボサボサ。
紅里「いつもこんな感じ?」
美桜子「何で?髪とかさなきゃいけないの?」
紅里「一様,身だしなみだし」
美桜子「髪なんてきにしないし」
景「そうそう,美桜子はいつもこんなん」
大地「あんたは,中村?」
蓮翔「えっ?大地?」
大地「超久しぶりじゃん」
紅里「知り合い?」
蓮翔「あっ,小学校の2年生の時に転入してきて偶々同じクラスになったんだけど両親の仕事の転勤のためわずか1ヶ月しかいられなくなったけど」
大地「ずいぶん,いい男になって」
蓮翔「ゲホッ,ゲホッ」
大地「大丈夫〜?」
蓮翔「平気」
こんなただの咳が思いも寄らない風邪だとは。
中学に入学して1ヶ月した時。
先生「今日は中村は休みかぁ?」
今日は蓮翔が休んだ。
体調が悪いと聞いた,最近,咳が酷い。
先生「片山,中村にプリントを」
紅里「届ければいいんですよね?」
その帰りに蓮翔の家に尋ねた。
ピンポン
「はぁーい」
紅里「お母さん」
蓮翔の母「あらっ?紅里さん」
紅里「蓮翔は?」
蓮翔の母「・・・だぁ・・・大丈夫よ」
紅里「そうですか」
その後,いくら訪ねても同じ繰り返しだった。
蓮翔の身がわかったのは3週間後でした。
ーたぁたぁたぁー
ガラァ,バシャン
先生が急いで走ったのか息切れしていた。
先生「皆に話したい事がある」
先生があたし達に対して真剣に話す。
先生「中村が亡くなった」
紅里「えっ?嘘?」
大地「先生,嘘ついてるんだよ?」
先生「本当の事」
嘘ではない事実だ。
夜中,蓮翔が倒れ急変し救急車で運ばれたが今朝,亡くなった,死因は原因がわからないそうだ。
あたしはあの4月の時が蓮翔をみたのは最期だった。
お通夜も葬式にもでた。
あたしは蓮翔ともっと話したかったのに。
涙も出なかった。
幼馴染として最悪だった。
一年後が経ちあたしは中学2年生に上がった。
蓮翔が亡くなってから1年後が経つ。
紅里「はぁ〜蓮翔」
(そんなに彼に会いたい?)
紅里「鳥?」
あたしの部屋のベランダにいったのは大鳥。
鳥が喋っている。
紅里「何だよ,鳥」
(ボクはダック,君は彼に会いたいんだよね?)
紅里「はい,そうですけで」
ダック,(ボクが死後の世界旅行をしてあげます)
紅里「本当に?」
ダック(うん)
紅里「お言葉に甘えて,蓮翔に会いたいです」
ダック「じゃあ、決定ね?」
あたしは蓮翔にあってもう一度話したい。
あたしは大鳥,ダックに連れられ天の旅にきている。
あたしは正真正銘の生身。
ダック「着きました,あそこの大きな島があるでしょ?そこが死後の世界です」
紅里「死後の世界?」
ダック「多分,そちらに彼がいると思います」
紅里「あっ,いた」
ダック「はい,わかりました」
蓮翔を発見した。
ダック「ちなみに35泊です」
紅里「何?中途半端な数字」
ダック「行く前にこれを」
ダックから渡されたのは蓮靴だった。
ダック「これで死後の世界は生身がこれを歩くと大変だったから履いてね」
紅里「はい」
あたしは蓮靴に履いた。
綺麗な場合,暖かい場所。
(ねぇ,ねぇ,蓮翔)
(純子・・・)
れっ・・・蓮翔?
しかも隣にいったのは古風な女の子。
(紅里)
(あかりってだあれ?)
(オレの幼馴染)
(あたしがいるじゃない)
紅里「蓮翔」
蓮翔が後ろを向いた。
蓮翔(紅里?何で?お前ここに?)
紅里「えっ〜と,鳥に連れてこられた?」
蓮翔(とっ・・・鳥?)
紅里「うん,とり」
蓮翔(そうか,今日から生身人間が旅行にきてここで35泊するんだった)
紅里「えっ?知ってるの?」
蓮翔(うん,1000年に1度.なぁ,オレの家に泊まるか?」
紅里「お言葉に甘えて」
一人称視点で台本書きですか・・・?
あと、紅里の容姿についての描写または説明文が見受けられませんが。端的にでもいいので容姿をお願いします。
泊まって早くも10泊め
「はぁ〜疲れた,が○り○り君食べたい」
(残念ながらここにはないよ)
あたしは正真正銘,アイスが大好き。
「蓮翔,年取らないね?」
(まぁ,死者は歳は取らないから)
「あたしは今年の7月で14歳」
あたしは7月4日生まれ。
名前の紅里の「あか」は紅玉からとった。
「紅里」
「ダック」
「久しぶりだろん」
「ダック」
「地獄の国をみにいきますか?」
「じっ・・・地獄?」
「行きますよ」
「では,いってきます」
(間違っても地獄の釜茹でには入るなよ)
「そんなのわかるわ」
あたしはダックに連れられ地獄見学。
【あっ〜暑い暑い】
【助けて】
見ているだけで苦しそう。
まぁ生前,自分の罪した罰。
【暑い,暑い,痛い】
そこには,鋭い針山に釜茹でなどまさに地獄。
あたしは絶対に行きたくない。
「まぁ,そこにいかないよにしないとね?紅里」
「そうだね?」
「どうします?一旦この世に戻ります?」
「そうだね,美桜子達に会いたいし」
あたしは疲れたので一旦戻ります。
少しだけだったけど蓮翔に話したから良かった。