幽霊少女,千歳

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1:レモンミルク:2015/10/12(月) 16:16


登場人物

中村千歳(なかむらちとせ)
幼少期から身体が弱く病気にかかりやすい体型なためよく入院退院を繰り返していた。完全完治後の退院後の直後に交通事故で亡くなる,その後,幽霊として過ごす。
性格は結構頑固で束縛されるのが大嫌い。

伊藤麦(いとうむぎ)
千歳の親友
学年成績は最下位で運動神経はNo.1

渡部月星(わたべつきほ)
千早の親友
お菓子作りはプロ並みで両親がパティシエ

藤本芹花(ふじもとせりか)
千早のクラスメイト
高垣優也の事が好き

高垣優也(たかがきゆうや)
千早のクラスメイト
女子に大人気なイケメン男子

2:レモンミルク:2015/10/13(火) 21:13



あたしは中村千歳,15歳

あたしの学校は中高一貫校に通っていまし
た。
あたしは長生きできない事をしった。

・・・・プロローグ

あたしの両親はわからない
あたしが小さい頃に離婚し麦の家で過ごしている。
伊藤麦はあたしの親友である事と姉妹みたいな感じ。
あたしには弟の匠(たくみ)と妹の飛鳥(あすか)も。


麦「千歳,何か飲み物買ってくる?」

千歳「麦,ごめん」

麦「何を?」

千歳「うんうん,何でもない」

ガラァ

優也「おーい」

月星「千歳,大丈夫?」

優也「中村」

千歳「ツッキー,優也」

月星「元気そうで何よりだ」

千歳「あたしは元気いっぱいだよ」

優也「千歳」

タァタァ,ガラァ

芹花「優也,早いよ」

優也「藤本」

芹花「優也,あっ,千歳」

遅れましたがあたしのクラスメイト
月星と芹花と優也
皆あたしの親友

芹花「もう,あんたも治りなさい」

千歳「芹花,これ」

芹花「あたし,お花屋さんなの,あんたは黄色が似合うから」

千歳「ありがとう」

芹花「あたしは優也が好き」

優也「バカ」

芹花「痛い〜」

ガラァ

千歳「おかえり,麦」

麦「うん,あっ,月星,芹花,高垣君」

月星「麦〜」

麦「月星」

皆,楽しいそう,あたしがいなくなったらすぐに忘れていそう。
まぁ,いくら仲がいいやつでも死んだ人間をいつまでも続いていたら笑われるだけ。

ドクッン(千歳の心臓の音)

痛い,息苦しい

千歳「むっ・・・・麦・・・・」

麦「千歳,大丈夫かぁ?」

千歳「ハァハァ」
息もかなり激しく呼吸をしている。


月星「千歳,千歳」

千歳「ごめん,・・・・あたしはもう限界かも」

月星「ねぇ〜,高校まで一緒に過ごすんじゃないの?」

千歳「まだ・・・・死ぬわけでは決まらないよ」
その後,看護師さんがきてくれて危機一髪
あたしはしばらく眠りについた。

そして3ヶ月後に退院する事に決定した。

医者「そう,退院,まぁ自宅治療だろう,まだ正式な退院じゃないから安静に」

千歳「そうですか?」

医者「学校も許可します」

千歳「本当ですか?」
あたしは3ヶ月後に退院しました。
まぁ,自宅治療。
もし,万が一ならまた入院
まぁ,いつもの事であたしはよく入院退院繰り返していた経験もある。

退院後,始めて学校にいく事になった。

麦「あたし,部活あるから,さきに行くね?」

千歳「うん」

麦はソフトボール部の1年生レギュラー
小さい頃はよく男子に混じって野球を知っていた。

まさかあたしが退院後すぐに事故になるとは
思いもよらなかった。

3:レモンミルク:2015/10/14(水) 20:52



(あれっ?ここは?)
あたしはもはや呆然。

麦「いやだよ,せっかく,学校いけるのに」

麦が泣いてる。
布団に被せてあるのはあたしだ
そうあたしは退院後、すぐに交通事故で・・・・。

でもあたしはまだやりたい事はいっぱいあって天国にはいかない。
むしろ行きたくはない。

麦「千歳〜」

優也「泣くな」

優也は冷静だ、そりゃあ、男の子は人前でなく事はあまりないのに。いいや?
彼はそうだ。

月星「千歳,ごめんね?」
なんで月星が謝るの?

芹花「たくっ、あんたは」
ツンデレな芹花が涙目に

それがあたしの姿だ?なぜなんだろう?
しかしあたしはまだ未練は高いだろう?

・・・・

あたしは通っていた学校のクラスになぜか住み着いてしまった。

4:レモンミルク:2015/10/16(金) 21:54


あたしが死んでから2ヶ月
あたしは今まで通っていた学校に住み着いてしまった

キーコンカーコン
久々に聞く学校のチャイム
窓のしたには登校する生徒
どうせ,あたしの事はわすれてるだろう?

ガラァ
ドアを開けるクラスメイトが入ってくる。
懐かしいなかま

追加人物

橘六花
霊感がとても強い女の子

・・・・

六花「中村さん?」
彼女の名前は橘六花

千歳「橘さん.あたしの事を見えるの?」

六花「中村さんはしんだはずじゃ?」

千歳「幽霊っていう感じ?」

六花「私は霊感がとても強いので」

千歳「そうなんだ」

ガラァ
つぎつぎと入ってきた。
しかも見覚えのある⒊人

芹花「優也と離れるのがいや」

優也「すぐ隣のクラスだろうが」

芹花「じゃあ、クラス替え同じクラスになろうね!」

優也「だから、この学校はクラス替えないから」

芹花「つまんない」
相変わらず芹花のわがまま

芹花「そいえば千歳が死んでから2ヶ月経つんだよね?」

優也「そいえば今日は中村の月命日じゃないの?」

芹花「千歳が死んだ日はいつだけ?」

月星「12月31日」
忘れましたがこの学校は中学校高校一貫
クラスも高校まで一緒
新年度から高校生になる仲間

ガラァ
麦が入ってきた。

麦「芹花、もう朝の会始まるよ?」

芹花「はい」
麦の言葉だけは返事する。
芹花はクラスに戻った。

麦「千歳は年明けパーティーを企画をやってくれたけどもう千歳がいなくて」

月星「そいえば、いつもパーティーを企画してくれたのは千歳だよね?
クリスマスパーティー、ハロウィンパーティー、年明け年越しパーティーとか」

優也「あいつはな?」

麦「せっかく、学校行けるとおもったら事故でしばらく意識不明で31日にはもう冷たくなってきた」

優也「もう、しんみりはやめよう」

麦「うん、そうだね?」

月星「私もそう思うわ、いつまでもメソメソしたら千歳に言われちゃう」
皆はあたしの事を話す。

麦があたしに近寄ってくる

麦「あなたは千歳?」
あたしの姿は麦には見えないのに

麦「千歳がいるの?:

5:レモンミルク:2015/10/16(金) 21:57


麦「千歳、あなたはなぜここに?」

千歳「麦、わからない、なんでわかったの?麦は霊感ないと思うのに」

麦「千歳だからわかった」

千歳「あたしだから?


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