初作品です。
つまらないものかも知れませんがもし見ていただければ嬉しいです。
あいつは突然現れた。
突如目の前が真っ白に包まれ、爆音が響いた。
私はどうすることもできずにその場に立ちすくんでいた。
その隙を狙って奴が私に向かって突進を仕掛けてきた。
それをモロに受けてしまい、私は遠くへと吹き飛ばされた。
そもそも私がなぜこのような場所にいるのだろうか・・・
と考える暇も無くあいつは次の攻撃を仕掛けてきた。
しかしそれを華麗に回避し、私は反撃に移った。
少しためらいながらもポケットに入っていた本を取りだし、
呪文「水亜」
を唱えた。
するとあいつは一瞬にして凍りつき、やがて大きな氷と化した。
この本は魔法書であり、本に書かれている呪文ならばそのページを開いている時に限り魔法を発動できる。
最初にこの本使うまでには魔法の存在を疑ったが、今実際に使えたのである。
「助かった・・・」
と私は呟いてその場に座り込んだ。
しかし一体ここは何処なのだろうか。
あるのはドアと[1]と書かれた紙が貼ってある宝箱とあいつの氷付け。
この手がかりだけで推測しようとした瞬間、ガチャリと音がした。
振り替えってみると1の宝箱が開いていた。
私はその中身を確かめてみると中にはお金が入っていた。
そしてその隣に『ご自由にお持ちください』と書かれた紙もあった。
私は迷うこと無く金を受け取り、再度ここがどこかを推測し始めた。