短編です(*^◯^*)
2:涙紅葉:2016/03/28(月) 21:48 好き
君のことを考えるのは、何度めだろう。
好きでもないのに、君のことを考えてしまう。
どちらかといえば嫌いな方。でもそれを顔には出さない。
だから君は、いつも話しかけてくれるよね。嬉しくなんてないのに、なぜか顔が赤くなるんだ。
好きでもないのに、君が他のこと話していると胸が苦しくなるんだ。
なんでだろう。
嫌い
あいつは、私のことが好きみたいだ。
でも、私は他に好きな人がいるし、あいつを気になってもいない。
どちらかといえば嫌いだ。
でも、あいつが一人で寂しそうだから構ってあげる。
偽善?違うよ。他の人にいい子って思われたいから。
どうせあの子もそうだ。いい子って言われて、心の中ではほくそ笑んでる。
そんなつまらないことを考えていたら、あいつがこっちを見たので手を振ってあげる。
あいつは顔を赤くして前を見た。
ああ、なんて気持ち悪いんだろう。
告白
「好きだよ。」
「…」
「ねえ、聞いてる?」
「…」
「ねえってば」
「…」
「…」
「…」
「…あ、そっか。君は、とっくの昔に_」
涙から生まれた涙太郎
昔々、あるところにおじいさんがいました。
おじいさんが腰を痛めて涙を流すと、涙はたちまち人の形になって赤ん坊になりました。
「こりゃぁ驚いた。」
おじいさんはそういうと、赤ん坊を川で洗おうとして川につけました。
赤ん坊は川と一体化しました。
終わり。
涙を流す君が綺麗。
嫌いなわけじゃないけど
なんでか君が涙を流す姿が好きなんだ
君は泣き虫だから
毎日見ているうちに
こんな感情が出てきたよ
嫌いでもなければ、好きでもない。
涙を流す私は綺麗だと君は言ったね
だから私は泣き虫なふりをして
涙を流し続ける
そうすれば君が私を見てくれる
ちょっと卑怯かもだけど
仕方ないじゃない
私は君の「お姫様」だから
私は今日も涙を流し続ける