暇潰しに書いていこうかと。
あらしさんは帰って、どうぞ。
没になった物
元ネタ:ルー=ガルー
人類が動物を狩るのをやめ、生態系から抜け出した素晴らしい時代に探索者達は生きている。
人間社会に生きる生物は殆んどが人間で、動物を買うのには資格や市からの許可が必要になったこの時代では、猫は愚か鳥でさえ目にとまることはない。全てが全て社会から抹消されたのだ。__否、実際はそうではない。全てがこの世界に保護されている。だというのに、彼らが囚われの身にしか見えないのは、貴方の主観がかわっているのか、それとも彼らに共感しているのか、どちらかは定かでない。
しかし、こんな世界でも光の当たらない場所はあるのだ。学生である貴方でもわかるような大きな歪み、人間社会の生物達が自由に活動できる最後の楽園が。
エリアC__貴方はここに来て黒い毛皮で覆われた赤色の猫に餌をやるのが日課になっていた。だからこそ今日も餌をやろうと袋を持ってきたのだ。いつものようにエリアCの中心部近くの路地裏に、いつもと同じ午後3時に入っていく。いつもと違う点をあげるとしたら、黒猫を含む大勢の猫、それに加えて毛皮も、その暗闇で光る特徴的な目も見当たらない人間がいたことくらいだろう。
NPC1 桶田悠馬 男
桶田グループの桶田一之介の養子。年、通っているスクールセンターは探索者と同じだが、特に接点はない。その為探索者が悠馬について知っている情報は、大人しくあまり人と話さない、コミュニティーを苦手とする生徒であるということだけである。
Cエリアにて、探索者と対面。これが導入になる。
彼は何かに怯えている様子で頑なににエリアCの外に出ようとしない。
警察を頼ろうともせず、端末も持っていない彼は探索者にとって異質だと見えるだろう。しかし、彼は自分を見つけた探索者を頼りにしてくる、彼を守り抜いてやることが今回のハッピーエンドの第一条件だ。
NPC2 桶田一之介 男
桶田グループの創設者。彼は発展途中だったクローン技術の研究を一手に引き受け、一代で完成させた偉人である。大分年を喰っており、勇馬を引き取ったのは自身の子供を授かることができないのを察してかもしれない。一見優しそうなおじいちゃんに見えるが、勇馬曰く「悪魔と同じ存在」
真相
桶田一之介はグールである。(と言っても、もとは人間であったため、今も人間の容姿を保てている)
ただ肉を喰らいたいがためにクローン技術を完成させるものの、クローン技術でつくりあげた人肉は本物とは全く違う紛いものであった為。クローン技術製作期間中に行っていた幼い施設の子供や犯罪者を秘密裏に引き取って殺し、食べると言うのを今でも続けている。
次第に鈍器で人間の頭を殴ることで響く鈍い音、手に伝わるなんとも言えない感触。飛び出す鮮血。それら全てが快楽へとかわっていったのだ。しかし、ある時社をつがせるためだけに引き取った子供、勇馬にそれを見られてしまった。
一之介は勇馬をもこの快楽へと誘おうとするが、失敗。勇馬は逃げ出してしまう。
これが探索者勇馬を見つけるまでに起こった事柄である。
実は⤴のちゃんとした文章で書いてたんだけど消えた。悲しい。
7:匿名:2017/02/19(日) 07:56 没理由
これとは違うシナリオも考えていて、そっちにもグールが出てくる為。
蛇人間を神話生物にして、一之介を狂信者化。勇馬に「ほぉら。これが神様だよぉ〜」って一之介が無理矢理信仰を促せば逃げてくれるかもしれない。(蛇人間はクローン技術を持っているので、過去に一之介の行き詰まったクローン技術の製作を何かを条件に手伝っており、それから一之介は蛇人間を信仰しているみたいな)
エリアの説明(小説を読んでのイメージ)
エリアA:治安がよく、金持ちが住んでいる
エリアB:普通
エリアC:治安悪い、政府の手がまわってない
原作めちゃくちゃ面白いですよ。主人公達の感性、学生にしてはある意味凄いの。凄い。皆見よう?