ホラー・恋愛・その他…思い付いたら書きます。
1つの趣味として書きます。不束者ですが、よろしくお願いします。
どうして…?どうして皆、私に離れて行くの…?どうして…?
『さよなら、夏美…さん?』
「いや…いやあぁぁ!ここから出して…!」どうして、私を閉じ込めるの?どうして___。
〜数年後〜
朝、鳥の鳴き声で私は覚める…。
「…また、あの夢」
いつも、私は同じ夢を見る。見るようになったのはいつだろう?きっと、あの高校に入学してからだと思う__。
『おはよー。』
『今日さー__。』
私は、いつもの様に読書をしている。「おはよ、裕」
「おはよう、由美」
読書している内に親友の由美に声をかけられる。
この時間が一番好き。
「ねぇ裕、今日カラオケ行かない?」
「また?(笑)昨日行ったばっかじゃん(笑)」
「だってー(笑)」
由美は、カラオケ行くのが大好き。っと言うのも、カラオケに気になる店員が居るからだ。
「お願い、裕!」
「しょうがないなー、じゃあ明日駅前の美味しいカフェでパフェ奢ってよ?」
「うわー、出たよ裕の大好きな甘い物(笑)アンタ、美人でスタイル良い方なんだから、食べ過ぎには注意してよねー。」
「私、このスタイル嫌いなんだけど…」
「裕、変わってるー(笑)」
由美と居るのは楽しい。由美とは幼稚園からのおさ馴染み。思ってる事は何となく分かる。
『“R”を、“X”にします。これを、“R9V”っと言います___。』
(何言ってるんだか、全然分かんないなー…由美に話しかけy…って、寝てるし(笑))
「由美…由美…」
「…ん?裕?」
「アンタ、今の時間なんだと思ってるのよ(笑)」
「ヤバ…ッ数学の先生じゃん…(笑)」
『おい、長谷川!加藤!何を、喋っているんだ!?放課後補習だ!』
裕/由美「ええぇー…」
『長谷川、加藤、ダサー(笑)』
『特に、加藤…お前、寝てたから余計じゃね?』
「ちょ…っ!それ、言わないd…」
『加藤、お前は2時間補習だ』
「そんなー…」
『アハハハ!』
“こんな、楽しい学校生活が続く”…そう思っていた…“あの日”までは…。
翌日、私はいつものように学校に登校した。
「おはよー」
『…』
「…皆?」
クラスメイト全員、私が入った瞬間空気が変わった。
(皆、可笑しいな…)
そう思い、自分の席に向かおうとした時、私は両手が震えはじめた。
そこは、机に落書きされたり、花瓶を置かれていた…。
『ねぇ…さっき誰か入ってきた?w』
『知らな〜い、見てないなーw』
コソコソとクラス男女達が会話していた。
(酷い…いつから?何で?由美は…!?)
由美はまだ来ていなかった。
『おはよう、長谷川さん…ちょっと良い?』
「…」この日から私は、地獄のような学校生活を送る事になった…
机もそうだけど、黒板に私の悪口を書いてあったり、教科書・ノートを隠されたり、上履きがバケツの汚い水に浸かってあったりと陰湿な虐めを私は受けていた。あの日から由美は登校して来なくなった…まるで、私が虐められるって事を知って逃げていったかのように…
11:みすず(ノ〃´・∀・`)人(ーω・)イェイ☆ HSJ#ありひかいの担#やまもみぃま~う#BEST最高!!(ノ`∀´)サイコー☆:2018/07/19(木) 19:26 「…」
『クスクス…』
『見て、あの顔…w』
私の精神はボロボロだった…
『長谷川さーん…ちょっと良いかな?』
「…はい。」
私は、今体育倉庫に向かっている。
コツ…コツ…コツ…。コツ…
「…何ですか?」
私は、いつもクラスメイトを怯えている…。体の震えが止まらなかった…
『せんぱ〜い、来ましたよー』
『マジぃ?超可愛い子じゃん!』
そこには、チャラそうな先輩達が待っていた…
『…』
私は、そのまま押されて体育倉庫に閉じ込められた…。
「…ィャ」
『アハハ!声、ちっちぇ〜!』
「お願いします!止めてください!」
『静かにしてろよ!』
『…』
「お願い…助けて…」
私は、涙を溢した。嗚呼…何でこんな事になったんだろう…タヒしたいよ…。
「クズ…っヒィック…」
(もうイヤ…)
“もう嫌だ…”そう思って、屋上に向かった。
(…手紙も書いたし、良いよね?)上履きを脱ぎ、フェイスを乗り越えた。下を見るとアスファルトが見える、私は、そのまま後ろを向いて眼を瞑った。
「…さようなら、長谷川 裕…」
『おい、待てよ』
「!?ぁ…」
声を掛けられたのは昨日先輩と一緒にいた茶髪で美男子な先輩だった。その先輩は人気者で噂は聞いた事が…。
「…あの時の…」
『お前、このままタヒするのかよ…』
「だって、私が生きてたって…」
『…ハァ、来いよ。』
「イヤ!昨日、一緒に居た貴方の言う事なんか…!」
『良いから来いよ!!!』
ビクッ!
「…ふぇ…グスン」
『…あ、悪いつい荒げてしまって…だから、泣くな?な?』
私は頷いて、涙を拭った。
『…とりあえず、戻って来い。な?』
「…」私は、フェイスを乗り越え先輩の元へ向かった。
「…」
“恐怖”ただこれしかなかっただろう…
『…そんなビビるなよ、何にもしないから…』そう言って、先輩は私に抱き付いた。
「!?は、離してください!」
『離さない…』
「はなしt…」
『…1人で良く耐えたな…お前は、偉いよ?辛かったよな?虐められて、タヒしたいって思うよな?苦しかったよな?良いよ、思いっきり泣きな?』
「…何で?」
『俺は、お前が一生懸命耐えたの知ってるよ。頑張り屋さんなのも知ってる…けどな?あんまり頑張りすぎると疲れるぞ?だからゆっくり前に進めば良いよ。お前は、お前らしく前に進めば良い。皆のペースに合わせなくて良いぞ?』
「グス…先輩…ぃグスン…私、頑張った…ヒック」
『うん、頑張ったな長谷川は、偉いよ。』
「う、うわあああぁぁん!!!!!!!!!」
『よしよし、泣きな泣きな。』私は、先輩に泣きついた。どの位泣いたのだろう?気付いたらお昼は回っていた…
『落ち着いたか?』
「…ありがとうございます」
『加藤から聞いたよ…「次のターゲットは長谷川だって言ったんだ」って…』
「由美から…?」
『お前が虐められる前、由美も虐めを受けてたんだ…』
「…え?」
衝撃だった…由美はいつもニコニコしてて、気付かなかった。
先輩曰く、私と同じような真似をしていたらしい。けど、その時も先輩が見つけ話しを聞いてたら、由美と絡む事が多くなっていたらしい。
『加藤は良く長谷川の話しをしていた。楽しそうに…けれど、お前が次ターゲットだって知った途端、俺に泣き付いてきてな…だから、あの時見に来たんだ』
「…じゃあ、由美は?由美は今…」
『俺にも分からないや…引き込もってんじゃね?アイツって意外と弱いからさ!』そう言った先輩の笑顔は、何処か悲しんでるように見えた。
先輩side
『…じゃあ、由美は?由美は今…』
「俺にも分からないや…引き込もってんじゃね?アイツって意外と弱からさ!」俺は、長谷川に嘘を付いた。加藤は今、意識不明状態だ…飛び降りはしなかったけど、風呂場で図ったらしい…ホント、馬鹿だな。
裕side
その日から毎日、私のクラスに来るようになった。人気な先輩なだけであって、女子全員はもう虜…。私の虐めも徐々に無くなってきた。
『長谷川!』
「先輩!」
私もいつの間にか、先輩の虜になったみたい…。けども、夢は
終わらない__。
面白い!
これからも楽しみにしてるよ!