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2:雅:2018/02/17(土) 12:35 時は遥かに遠く。その時代は、二つの強大な王国が何百年にも渡り争いを続けていた。
事の始まりは、とある森の妖精が生み出したという禁断の聖水であった。
何でもその聖水を口にすれば、願いが一つ叶うのだという。
かつて二つの王国は一つだった。
しかし、この禁断の聖水を求めて王国は二つに分かれてしまったのである。
代々に渡り、その王国の王子や王女は、国を守るべく戦っていた。
そして、今。
決して触れ合うことが許されず、恋に落ちること自体が禁忌となる二人は。
ロミオ・ヴェルガルモ
ベルガモの花言葉「禁断の愛」から。
ジュリエット・ノワテュリプ
フランス語で「ノワール」と「チュリプ」から。
ノワールは黒、チュリプはチューリップ。黒いチューリップの花言葉は「私を忘れて」
禁断の聖水
古より、神聖なる妖精は様々な力で自然の均衡を保っていた。
火、水、木、土、風、雷、氷、闇、光。それら全てを束ね、妖精界の中心となるのは「森」である。
妖精の中でも、大妖精、精霊、大精霊という地位がある。
特に大精霊とは神に仕えるものであり、天使の加護を受け、悪魔と対等に戦える程の力を持つ。
古より起きた「天地界大戦争」により妖精はほとんどが命を落とした。
その命のカケラから大精霊は持てる魔力をすべて使い「禁断の聖水」を生み出した。
その禁断の聖水を飲んだ妖精達は、その圧倒的な強さで悪魔と戦い勝利するも、強すぎた聖水の効果と
もともと得ていた天使、大天使の「清き加護」により自我を失い羽根を落とす。
これによって妖精は、ほとんどいなくなった。
残されたわずかな妖精達は禁断の聖水を、すべての妖精の生まれ故郷と妖精界の中心である森の
奥深くに封印したのである。
北の王国「ノールドデン」
四代大陸の北に位置する大陸。氷の女王ルステカの城がある。
商業が盛んであり、平和な歴史を治めていたが過去の王族は毒薬を愛する者が多いという。
支配者は、マリディア・ノール・アヴィネス女王。
その配下には侯爵がおり、すべてアヴィネス家に絶対的な忠誠を誓っている。
南の王国「ジュードス」
四代大陸の南に位置する大陸。火の女王エキドナレアの城、雷の皇帝ロザースの城がある。
砂漠の大地と癒しの緑の大地があり、現在では文化が最も最先端であり古い歴史を誇る。
支配者は、レリダ・ジュドルネル・ミステ国王。
侯爵は三家とかなり少ないが、すべて王家の血を引く者達である。
スレチだと思うがなかなかセンスが良いね。色々と。
10:雅:2018/02/18(日) 17:34 >>9
大丈夫です。ありがとうございます(*´▽`*)