大嫌い、なんて
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「 なあ、おれさ、」
「 なにー 」
「 ×× のこと、すきなんだけど 」
「 はっ… おれたち男同志、だろ 」
「 いいよ、それでもすきだ …ッて言うか愛してる 」
「 ッは… なにそれ、ちょっと ×× かっこよすぎ 」
「 ×× は、… おれのことすきか? 」
「 ッたりめーじゃんか 」
駆け抜けた空の青
バイバイあなた
さよなら青春
なんてできるわけないよ
ミニスカートとわたし
背伸びしたわたし
母のリップとわたし
人生はドラマ
ヒロインはわたし
どうかしてる
>>5 こんなにも、好きになるなんて
センチメンタルブルー
ねえ、って言ったら なに?、ってこっち見てくるのに
すき、って言ったら ごめん、って目を逸らすんでしょ
そっか、って言ったら またごめん、って言うんでしょ
でも、って言ったら うん、ってまた目を合わせてきて
まだすきだよ、って言ったら 顔を赫らめてまた目を逸らすんでしょ
背を向けてじゃあね、って言って走って路地裏に出て
しばらくきみを待っているの、追いかけてくるはずなんてないのに
ああ、その日は雨が降りそうだった、ような、。練習の帰り、きみとふたりで帰る道で、「 ねえ、」って言ったら 「 なに?、」ってこっち見て 「 すき、」って言ったら 「 ごめん、」って目を逸らされて 「 そっか、」って言ったら また「 ごめん、」って言われて 「 でも、」って言ったら 「 うん、」ってまた目を合わせてきて 「 まだすきだよ、」って言ったら 顔を赫らめてまた目を逸らされたなあ、 背を向けて「 じゃあね、」って言って走って家に向かうふりして しばらくきみを待っていた気がする、追いかけてくるはずなんてないのに 、ね、。ーー 懐かしいね、×× くん 、。まさか今度はわたしがきみから告白されるなんて、
ああ、その日は雨が降りそうだった、ような _ ね、覚えてる? 、夕方ぐらいだったよね 。練習の帰り、きみとふたりで帰る道で、珍しく無言になった時、だよね。わたしが「 ねえ、」って言ったら きみは「 なに?、」ってこっち見て、わたしが結構間をあけて 「 すき、」って言ったらきみは目を真ん丸にして驚いた様子で、しばらくしたら 「 ごめん、」って目を逸らされて 「 そっか、」って言ったら きみにまた「 ごめん、」って言われて 「 でも、」って言ったら 「 うん、」ってきみはまた目を合わせてきて 、ちょっとだけ、間をあけて「 まだすきだよ、」って言ったら きみは顔を赫らめてまた目を逸らしたよね、 わたしが少女漫画みたいな展開を期待して、背を向けて「 じゃあね、」って言って走って家に向かうふりして しばらくきみを待っていたんだ、追いかけてくるはずなんてないのに 、ね、。ーー 懐かしいね、×× くん 、。まさか今度はわたしがきみから告白されるなんて、
ああ、あの日のことは覚えてる 。たぶん、夕方ぐらいだった、よね? それで 雨が降りそうだった、ような 、その日はおれにとって初めてのことだった 。きみがおれのことをすき、だなんて、誰かに罰ゲームで言わされてると思ってさ、きみが結構間をあけて 「 すき、」って言った時、嬉しくなった 。気持ちが高ぶってた _ けど、信じられなかったよ、夢でも見ているのかと思った 。ごめん 、いまさら、すきなんてバカみたいだと思うけどさ
ああ、あの日のことは覚えてる 。たぶん、練習の帰り、だよね? それで 雨が降りそうだった、ような 、その日はおれにとって初めてのことだった 。きみがおれのことをすき、だなんて、誰かに罰ゲームで言わされてると思ってさ、きみが結構間をあけて 「 すき、」って言った時、嬉しくなった 。気持ちが高ぶってた _ けど、信じられなかったよ、夢でも見ているのかと思った 。ごめん 、いまさら、すきなんてバカみたいだと思うけどさ、_ すきだ、たぶん 、きみよりもすっと前から
なあ、あの日のことは覚えてる ? 。たぶん、練習の帰り、だった気がする 。その日はおれにとって初めての日だった 。きみがおれのことをすき、だなんて、誰かに罰ゲームで言わされてると思ってさ、きみが結構間をあけて 「 すき、」って言った時、嬉しくなった 。気持ちが高ぶってた _ けど、信じられなかったよ、夢でも見ているのかと思った 。ごめん 、いまさら、すきだなんてバカみたいだと思うけどさ、_ すきだ、たぶん 、きみよりもすっと前から 、。
_ ああ、その日は雨が降りそうだった、ような _ ね、覚えてる? 、夕方ぐらいだったよね 。練習の帰り、きみとふたりで帰る道で、珍しく無言になった時、だよね。わたしが「 ねえ、」って言ったら きみは「 なに?、」ってこっち見て、わたしが結構間をあけて 「 すき、」って言ったらきみは目を真ん丸にして驚いた様子で、しばらくしたら 「 ごめん、」って目を逸らされて 「 そっか、」って言ったら きみにまた「 ごめん、」って言われて 「 でも、」って言ったら 「 うん、」ってきみはまた目を合わせてきて 、ちょっとだけ、間をあけて「 まだすきだよ、」って言ったら きみは顔を赫らめてまた目を逸らしたよね、 わたしが少女漫画みたいな展開を期待して、背を向けて「 じゃあね、」って言って走って家に向かうふりして しばらくきみを待っていたんだ、追いかけてくるはずなんてないのに 、ね、。_ 懐かしいね、×× くん 、。まさか今度はわたしがきみから告白されるなんて、
「 はっ… おれのこと、全部わかったように言ってンじゃねーよ、」
「 わかるよ、だっていつも視てるから 匂いとか声とか 全部 ね 」
──ふうん、お前、おれのこと変に思わないの?
( 帰り道 。いつも一人になるぐらいにくる、隣の女に尋ねれば。) >>15
んん? 裕子さんはね、人は平等に接するもの、って思ってるからね〜、
( 視線を俺の方には向けず、ただただ真っ直ぐ前を向く彼女は、歳下の俺に尋ねられれば、へらりと笑い、陽気に答える。夕陽に照らされる彼女、椎名裕子の顔はどこか大人びたように見えて。俺と目が合えばにしし、と笑う。
── ああ、惚れたなら 付き合ってあげてもいい、… っ 、なんて
と言うと自分の言った言葉が急に恥ずかしく感じたのか、彼女は顔を赤らめる。こういう所が可愛くて狡い。 )
片想いは辛い、そうでしょ? ねえ、いっそわたしのこと好きになってよ。そしたらきみは何も苦しまないで済むよ。あの子じゃないと嫌なの? わざと辛い道を選ぶの? 幸せになろうよ、人生一度きりだよ?きみは今、辛いでしょう?わたしも辛いよ。でも、わたしのこと好きになったら誰も苦しまないで済むんだよ?わざわざ犠牲者にならなくていいよ。ねえ、待ってよ。待ってってば。_ 嗚呼、また振り出しに戻っちゃった 。わたしの方がこんなにも想っているのにね。
君のヒーローになりたかった 。
君の笑顔の理由になりたかった。
君のいちばんになりたかった 。
ただただ君の隣にいたかった 。
ばかじゃん。あほじゃん。好き。
憧れのきみにひまわりを