どうかきみがわからないように、思い出さないように。
>>2
見えない努力も隠した傷も、俺は全部知ってる。
たとえ世界がお前を否定しようと、俺だけはずっとお前の味方だから。
君が遠い
この気持ちを形にして残しておきたいだけ。記憶の中で死なせるわけにはいかなかった。すぐ其処まで終わりが来てる、それでも此処に居させて。私が覚えている間、貴方は死なないって約束するから。
電子の海を揺蕩う拙い言葉の羅列
尊むべきだったはずの愛と人生と日々へ
涙を流し続けた君は都会の喧騒に紛れて消えた
お前が居なかったら今の俺は居ないよ
あの夏に戻りたい
紅い空ときみが共存したあの日へと恋心を投じた
明るい自分に取り憑かれている。いつからか笑うことが苦しくなっていた。
お前と比べりゃこんなもん擦り傷だろ、だから泣くなよ
嫌われないための優しい嘘をついた。
こんな俺でもすきで居てくれますか。
お前がつらいとき、一番に頼れるような人間でいたいんだよ
最初で最後の大恋愛、きみに届きますよーに!
自分で死ぬくらいなら俺が死なせてやるよ。最後まで可愛がるって言ったでしょ。
あったかいんだね、血って。
お前の手首にある猫が引っ掻いた跡みたいなリスカ、俺は嫌いじゃないけどね。
鏡に映らない人ならざる者。
きみのことが知りたくてブラックコーヒーをのんだ。おいしくなかった。
きみと別れたから飲めるようになってるだろ、なんて思ってまたのんだ。相変わらずにがくて、これも恋のせい?
苦しい夜中、変わらず訪れる朝。今日もあなたはいない。
悪夢から醒めたくない、君に騙されていたい。
茜色に染まった田舎道
お前ってなんかアメショみたいだよな、目の色とか髪の色とか。あと性格も。
限定しすぎ、猫って言えよ。そこまで来たら。
じゃあ猫みたいにめちゃくちゃ可愛がれって話。
猫以上に可愛がらせてもらうけどな。
青い春なんて似合わない、黒い春で充分よ。
きみの頭の中の片隅に俺がいますように。
きみが始めた物語、こんなとこで終わらせないよ。
顔も名前も分からないあなたへ
お前の苗字よこせ。
田舎のバス停に佇むあなた。
古ぼけた神社にいつだって君はいた。
死にたいって言うだけで死なないと思ってたのに、なんで死んじゃったの?
お前がいなくてもしあわせだよ。ばーか。
なんて、嘘だけど。
そんな目で見ないで。
俺、お前の一生忘れられない男になるから
捨て方間違えたお前が悪いんだよなって
無垢な黄色の瞳の少年は嗤う。
焦げたトーストと割れた目玉焼き。
コーヒーが熱くて火傷なんてしちゃってさ。
今日はもう寝るだけの一日にしよう。
何もいいことなさそうだし。
誰も知らない夜が訪れる
二人だけの秘密だと、その硝子の靴に口付けを。
ガーゼに覆われた傷跡
総ての終わりを告げるサイレンとともに。
「 一生忘れられないような素敵な日にしよう。 」
今日で世界は終わるんだ。
凪いだその目へと投影されたのは情けない俺の顔。
海で泣きな。
そうすれば泣いてるって分からんないから。
ありとあらゆる生物が溺れ死ぬその日まで。
心底憎いあいつにも眠れない夜はあるし、大好きだったあいつにも眠れない夜はあるんだよ。
堕落的白昼夢
幽世に閉ざされた愛慕
騙されていてあげる、
最低なのは俺だけで十分。
硝子の向こうの貴方へ。