「あの...、スラムダンクはお好きですか?」
と、初めまして。東野宮楓です。上のセリフはあの、名台詞を変えたバージョン、ですよ。晴子さんのバスケットはお好きですか?って言う台詞を真似して見ました。
ここからは、ちょっと注意書きの様なものを認めようと思います。
1つ、私が考えるスラムダンクの続き小説ですので、台詞等違う点がございます。
1つ、バスケのルールなど、違う点があると思います。私はバスケットのルールはほとんど無知なので、勉強しながら書いていこうと思っています。
1つ、何分長編小説になると思います。スラムダンクが好きすぎてどうしようかと迷っている所存ですので。
更新するのは何分遅いですが、こちらで読んで下さるスラダンファンの皆様に迷惑をお掛けしないよう、日々精進致す所存にございます。
小説の書き方については、原作が漫画故に名前振りありです。
できるだけ、読みやすくなるよう頑張ります。
キャラ設定は、原作と同じです。作中、オリジナルキャラクターが出てくる予定ですので、それだけは頭に入れておいて下さいませ。
作の始まりは、原作終わりに晴子さんが言っていた流川が全日本高校選抜から、それから花道がリハビリが終わり、練習できる状態になっている所から始まります。
あっ、作品を進める前に自己紹介をして置きます。
【名前】
東野宮 楓 tounomiya kaede
【性別】
女
【趣味】
スラダン小説を見る事&書く事 料理
【好きなアニメ】
スラムダンク 彩雲国物語
【好きなキャラ】
三井寿 藍龍蓮
何卒迷惑おかけすると思いますが、宜しくお願いします。
1 天才復活
宮城「ランニングから始めるぞー!」
湘北高校新キャプテン宮城は、いつも以上に気合が入っていた。宮城だけとは言わず、湘北メンバー全員がいつも以上に気合を入れている。
今日はアイツがリハビリを終えて戻って来るのだ。練習にも今日から参加できるらしい。
皆をいつも以上に気合を入れさせているのは、何を隠そう湘北の問題児・桜木花道だ。
当本人は、久しぶりに来た部室で練習着に着替え、柔軟をしていた。リハビリが終わったとはいえまだ怪我人、練習中に背中が痛くなって倒れたとなれば示しがつかない。そう本人は思っているのだろう。
安西「桜木君。柔軟は終わったかね?」
桜木「おっ、おう・・・。
オヤジ、やっと俺バスケが出来るんだよな」
安西、うなずく。
そして桜木の肩に手を置き告げる。
安西「さぁ、君たちの仲間が待っている。
確かに今は前みたいに動ける訳では無いが、桜木君は桜木君だ。抜けた部分は自分で取り戻すんだよ、桜木君」
桜木「おう!」
笑顔を見せ頷く桜木を見て、安西はホッとする。
安西 (君がいないと、この湘北は成り立たないんだ)
部室を出ていく桜木を追い、安西もそう思いながら部室を出て体育館に向かう。
桜木「チュース!」
桜木の元気な声が体育館に響き、パス練していた湘北のバスケメンバー、それからマネージャーのふたりがそちらを見る。
宮城「よー、花道」
宮城が声を上げ、他のメンバーもぞろぞろと花道の方へと足を運ぶ。
安田「背中の方は大丈夫なのか?桜木」
桜木「おう、ヤス。まだ激しい運動はできんが、練習には復帰できることになった」
晴子「おかえりなさい、桜木君」
桜木「晴子さん!」
宮城「よぉし、花道も戻ってきた事だし、練習始めるぞ」
宮城の一言に、メンバーが一括し散らばって行く。
彩子「桜木花道、よく戻ってきたわねっ!待ってたわよ?」
桜木「おう、彩子さん。そういえばミッチーの姿が見当たらんな」
晴子「三井さんなら、今日は用事があって遅れてくるそうよ」
晴子の一言に花道はほぉーんと頷く。
そんな中、ダンクを決めたような盛大な音が響き渡り桜木達はそちらを見る。
練習試合を始めたのかメンバーは赤と白に分かれていた。ダンクを決めたらしき人物は、ゴール下に立っている。
桜木「ルカワ・・・」
流川楓だ。
ダンクを決めた際に、流川の迫力にやられたらしい安田と桑田に手を貸していた。
彩子「さぁ、桜木花道。こっちも練習始めましょうか。退院したばっかりだからまずドリブル練習ね」
桜木「もちろんっすよ。基礎が大事!」
彩子「そうよ、桜木花道」
そうして桜木が丁度ドリブル練を初めて十分が経った。
三井「チューっす!」
宮城「チューっす」
『ちゅーーーーーっす!』
桜木「うっす」
三井「おっ、桜木」
体育館の隅の方でドリブル練をしている桜木に気付き、キュッっとバッシュを鳴らしながら桜木の方に向かう三井。
三井「桜木、戻ってきたんだなっ」
桜木 「おう、ミッチー。久し振りだな」
器用にドリブルを続けながら返事を返す桜木。
彩子はタイムウォッチを止めを叩く。
彩子「桜木花道、ドリブルは終了よ。今度はレイアップ100本ね」
桜木「うっす」
桜木はドリブルしていた手を止め右手でボールを取ると、左側のコートに向かう。
宮城「よーし、三井さんも来たことだしもう一度やるぞ練習試合」
三井「チーム分けはどうする?」
宮城「アミダ」
白いボードを指して、いう宮城。
三井「ほー?じゃぁ誰が同じチームでも文句無しって訳だ」
宮城「そういうこと」
宮城は自分の名前を書き込みながら言う。宮城に続いて三井も。
そして皆名前を書き込むと、折ってある紙を戻し繋げる。
チーム分けはこうだ。
赤チーム
G 宮城リョータ
G 塩崎哲司
F 佐々岡智
C 角田悟
白チーム
G 安田靖春
G 三井寿
F 石井健太郎
C 流川楓
4対4の勝負。
残った桑田は審判をする事になった。
宮城「へぇー、三井さんと流川が敵か」
流川「ほぉ」
三井「まぁまぁだな」
アミダの結果を見て頷く3人。
流川は顎に手を当て、宮城と三井は腕を組みながら。
宮城「良し、始めるか」
宮城の一言で、センターサークルに流川と角田が立つ。
その間にボールを持った桑田が。
桑田がボールを真上に投げ、センター同士張り合うように飛ぶ。
バンっ。
ボールを叩いたのは流川だった。流川が味方にボールを渡し、ゲームスタート。
2 紅白戦
制限時間は十分。
赤チーム
G 宮城リョータ
G 潮崎哲士
F 佐々岡智
C 角田悟
白チーム
G 安田靖春
G 三井寿
F 石井健太郎
C 流川楓
安田がボールを運ぶ。
流川「へいっ」
流川の声に安田が反射しボールを投げる。が、宮城にボールをカットされる。
宮城「バレバレだっつーのっ、ヤス」
ダムッ、ダムッ
ボールをドリブルしながら考える宮城。
相手チームには流川と三井さんがいる。どーすっかなぁ。ここは角田にパスっ。
と見せかけて、ドリブルで切り込む。
安田「っ・・・」
安田は角田に渡すフェイクに騙され、宮城をフリーにしてしまう。
宮城は、自分の持ち前の脚力を使いゴール下まで切り込みレイアップ。流川がブロックに入って来たのを見計らい、右手でレイアップ体制のまま潮崎に投げる。
潮崎はフリー。三井はディフェンスに遅れ、潮崎をフリーにしていたのだ。
潮崎は宮城から受け取ったボールをレイアップで決める
ザシュッ!
赤 2
白 0
宮城「ナイッシュー!潮崎」
潮崎「宮城!」
パチン!
潮崎・宮城はハイタッチをかます。
まず赤組が先制。
点を入れられた白組からのスローイン。
石井から流川にボールが回る。
ボールを持つ流川の前に角田が立つ。が、流川の相手になるはずもなく、ぺネトレイトで抜かれ流川はゴール付近に。
そのまま流川はジャンプをして、ワンハンドダンクを決める。
ドガァァァァ!!
赤 2
白 2
取られたら、取り返す。というような形で、流川も点をとる。
それを繰り返して5分。
点数は・・・
赤 17
白 17
またもや同点。
ボールは今、流川が持っている。既に流川に着いているディフェンスは2人。
流川は二人の間を持ち前のスピードを使って通る。流石オフェンスの鬼・・・そう惚けている暇もなく流川に抜かれた角田と潮崎は流川を必死に追いかける。
またもや流川が決めるのかと思いきや、フリーになり外にいる三井にパスが飛ぶ。
バスっ!
三井はキャッチすると、すぐ体制に入りシュートを打つ。
ザシュッ
綺麗なアーチを描きボールがリングに入る。
赤 20
白 17
安田「ナイッシュー、三井先輩」
三井「おうっ」
流川「あれくれー決めて当然っ」
流川はため息をつき、ディフェンスに戻る。
宮城「良し、1本返すぞ」
潮崎「おう!」
佐々岡「当たり前っす」
角田「おう」
宮城がドリブルしながらみんなに指示を出す。
メンバーは返事をしながら走る。
まず宮城は、自分でゴール付近まで行く。安田をぺネトレイトで抜かしながら。
そして自分でゴールを決めに行くが、ディフェンスにきた流川が邪魔をする。
宮城は、それに気づいていながらも、ゴールを決めるためにジャンプした、が同じように飛んだ流川手を叩かれ体制を崩してしまうが・・・
ザシュッ!
レイアップが決まり、桑田が笛を鳴らす。
ピィィィィィー!
桑田「バスケット・カウント ワンスロー」
赤チーム
G 宮城リョータ 背番号4
G 潮崎哲士 背番号6
F 佐々岡智 背番号11
C 角田悟 背番号7
白チーム
G 安田靖春 背番号5
G 三井寿 背番号14
F 石井健太郎 背番号10
C 流川楓 背番号9
残り3:20秒。
宮城が流川からバスケット・カウントを取り、宮城はフリースローを打つ。
ザシュッ!
1本目は見事ゴールに入った。
そしてもう1本。宮城は深呼吸をしてボールを投げる。
ゴンッ!
二本目はリングに嫌われ、ゴールに入らなかった。
宮城(あっ、やべ)
ゴール下守備の桜木は冬の選抜に向けて、体を鳴らすために練習してるからチームにリバウンドが取れるやつが赤チームには居ねぇんだった。
宮城の予想通りリバウンドをとったのは流川。
ダムッ、ダダムッ
ドリブルインで外に近い中に切り込み、ディフェンスを騙すため前に向かう素振りを見せると見事に引っかかった。流川は前ではなく後ろに2歩下がりスリーポイントを決める。
ザシュッ!
赤 20
白 23
晴子「ナイッシュー、流川くーん」
流川のスーパープレイに、桑田と共に試合を見ていた晴子が声を上げる。
花道「ん?」
彩子「流川がまた決めたようねぇ」
隣のコートでシュート練をしていた桜木が、晴子の声を聞いてふとそちらを見る。
が、すぐ視線を戻しシュートを打つ。
ザシュッ!
彩子「あと1本よ、桜木花道」
ボールを桜木に投げながら言う、彩子。
桜木はボールを受け取ると、シュートを打つ。
安西「桜木くん、今日はこれで最後にしましょう。無理をして背中に響くと悪い」
桜木「おう」
3 決着
赤チーム
G 宮城リョータ 背番号4
G 潮崎哲士 背番号6
F 佐々岡智 背番号11
C 角田悟 背番号7
白チーム
G 安田靖春 背番号5
G 三井寿 背番号14
F 石井健太郎 背番号10
C 流川楓 背番号9
残り3:20秒。
宮城が流川からバスケット・カウントを取り、宮城はフリースローを打つ。
ザシュッ!
1本目は見事ゴールに入った。
そしてもう1本。宮城は深呼吸をしてボールを投げる。
ゴンッ!
二本目はリングに嫌われ、ゴールに入らなかった。
宮城(あっ、やべ)
ゴール下守備の桜木は冬の選抜に向けて、体を鳴らすために練習してるからチームにリバウンドが取れるやつが赤チームには居ねぇんだった。
宮城の予想通りリバウンドをとったのは流川。
ダムッ、ダダムッ
ドリブルインで外に近い中に切り込み、ディフェンスを騙すため前に向かう素振りを見せると見事に引っかかった。流川は前ではなく後ろに2歩下がりスリーポイントを決める。
ザシュッ!
赤 20
白 23
晴子「ナイッシュー、流川くーん」
流川のスーパープレイに、桑田と共に試合を見ていた晴子が声を上げる。
花道「ん?」
彩子「流川がまた決めたようねぇ」
隣のコートでシュート練をしていた桜木が、晴子の声を聞いてふとそちらを見る。
が、すぐ視線を戻しシュートを打つ。
ザシュッ!
彩子「あと1本よ、桜木花道」
ボールを桜木に投げながら言う、彩子。
桜木はボールを受け取ると、シュートを打つ。
安西「桜木くん、今日はこれで最後にしましょう。無理をして背中に響くと悪い」
桜木「おう。」
1発だけシュートを決め、歩いて安西の方に向かう花道。
一方宮城たちは・・・。
残り三十秒で
赤 52
白 55
と白の方が勝っていた。
赤チームは宮城以外みんな限界に近く、方で息をしていた。
ボールは今、宮城が持っている。
ダムッ、ダムッ
腰を下ろして、目の前の相手を見る。
一方安田は、宮城を見て反撃を待っていた。
宮城は隙を突き安田のブロックを物ともせず、ゴールしたに向かい、レイアップを決める。
ザシュっ
赤 54
白 55
あと1点という所で、笛が鳴り試合終了した。
宮城 「流川、腕上げたな」
流川「うす」
流川の背中を叩き、宮城が流川を褒めた。