*あてんしょん*
・基本亀更新です!
・ナツルー、グレジュビ、ガジレビ、ジェラエル のカップリングです!
・書き込みOK!誤字脱字やアドバイス、感想など、どんどん書き込んで下さい!
(但し、中傷的な書き込みはやめて下さい。)
・それでは楽しんでいって下さい!
*1, 日常*
「ルーシィー!仕事行こうぜー!!」
『えー、またぁ!?昨日も行ったじゃない!昨日はきちんと今月分の家賃も確保出来たし、行かなくてもいいじゃないの!』
「暇なんだよ!」
『……あぁ…何か、可哀想になってくるわね…。
分かったわよ。但し今日中に終わる、マグノリア内の仕事にしてよ?』
「わーってるって!」
ここは魔導士ギルド、妖精の尻尾。のカウンター。
あたしの目の前にはミラさんがニコニコしながらいつものようにギルド内を見守っている。
『ナツー、この仕事でいいー?』
「えー…」
『ちょっ、あからさまに嫌そうな顔しないでよ!てか、あたしが付き合ってあげてるんだからアンタに拒否件は無いわよ。』
「ルーシィー、横暴ー!」
ハッピーが口を挟む。
『あら〜、猫ちゃあん。その可愛いお髭、抜いて欲しいの?』
ルーシィの後ろには、
ドス黒いオーラ。
「ご、ごごごごめんなさい!!」
『ミラさーん、このクエスト良いですか?』
「はーい!…あら、こんなのでいいの?もっと賞金いいの沢山あるわよ?」
『あー、ただの暇潰しみたいなものなんで。全く、付き合わされるこっちの気持ちにもなってみろ!って感じですよね!』
「ふふ、そうね。
(ルーシィ、気付いてないのかしら?あなたがそんな顔をしてるのは視線の先にナツがいるときだけよ?)」
あたしはミラさんから承諾を貰うとナツの元へと駆けていった。
『それじゃあ、行ってきますね!』
「行ってくる!」
「行ってきま〜す!シャルル、待っててね!」
これが日常。
これが、妖精の尻尾のナツとルーシィ、そしてハッピーの
いつもの、日常。
*続く*
記念すべき第1話!
*2, 違和感*
『ん〜……。』
「どうしたの?ルーシィ。そんなに考え込んで…」
ミラさんはそう言いながら紅茶をテーブルの上に乗せた。
『ミラさん…あ、ありがとうございます。
いや、大したことじゃないんですけど…』
あたしはサジタリウスの鍵を見詰めながら話した。
『反応、しなかったんです。』
「え?鍵が??」
『はい、正しくは【反応しなかった】じゃなくて、【反応が遅れた】なんですよ』
あたしは曖昧に笑いながら話を続けた。
『今日は討伐系の仕事で、サジタリウスに一掃してもらおうと思って、呼んだんです。
そしたら、出てこなくて…2回目呼んで、やっと出てきたんですよ。』
紅茶の水面に自分の顔が写りこむ。
『…気にする程じゃないと思うんですけど、今までこんなことなくて…』
あたしは苦笑するとサジタリウスの鍵をホルダーにしまった。
『ま、現に鍵から魔力も感じますし、私の考えすぎかもしれませんけどね!
紅茶、ありがとうございました!美味しかったです!』
ルーシィはそう言うとそそくさにナツのところへと行った。
「(変な話ねぇ…ルーシィの星霊は忠実なのに…)」
きっと考えすぎ。
でも、
確かに感じた、
違和感。
*続く*
2話は短かったな…。
*3, 警告*
「ルーシィさん!お久しぶりです!」
『ユキノ!わざわざありがとね!遠かったでしょう?ささ、休んで休んで!』
「いいえ、私もルーシィさんにお会いしたかったので良い機会です!こちらこそありがとうございます!」
いつもと変わらない妖精の尻尾のギルド。
でも、少し違うのはユキノが訪ねてきてくれたこと。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「で、どうなさったんですか?話がしたい、だなんて…」
あたし達はカウンターでミラさんを交えて話すことにした。
『あー…うん、少し相談したくてね…同じ、星霊魔導士として。』
あたしと、ユキノの目付きが変わる。これは真面目な時の目だ。
いつもの柔らかいのとは違う、冷たい、けど、確かな暖かみのある仲間を思っている目。
「何か、あったんですか…?」
『大したことじゃ、ないかもしれないんだけど…』
あたしは自分の腰から、鍵の入ったホルダーを取り出して机に置いた。
『日に日に、反応が遅く、鈍くなってきてるの…特に、一番最初にその鈍さが出てきたサジタリウスなんか、5回に1回の確率で出てきてくれたら、いい方…って感じで…。』
あたしは今までのことをユキノに話した。
ユキノは驚いてたみたいだけど、話を飲み込むと、真剣見を増して聞いてくれた。
「おかしい…ですね。私の場合、たまにライブラがなるんです。でも、本当にごく稀に、って感じで…」
『あたしは、最近主に黄道十二門の鍵が鈍くなってて…』
あたしは視線をそらし、下を向いた。
「ルーシィさん、敢えて言いますけど、星霊はルーシィさんのこと嫌ってなんていませんよ。少なくとも家族や仲間、友達のように思ってくれてるルーシィさんのことは、大好きだと思います。」
『!!…ユキノ、何で…』
あたしは思わずユキノの顔を見て、顔を歪めてしまった。
「ふふ、そんな顔、なさらないで下さい。似合いませんよ。強いて言うなら…
私も、星霊魔導士だから…とでも言っておきましょうか。」
ユキノは 【星霊がオーナーの事どう思ってるか、それは一番気になることで、一番怖いことですもんね。】 と付け加えた。
『うん、そう、だね。ありがとう…』
あたしとユキノは微笑みあった。
「ユキノ、今日は泊まっていったら?よかったらギルドの部屋貸すわよ?それが嫌だったらルーシィの家にでも」
ふと、ミラさんが提案した。
『ユキノ、おいでよ!』
「じゃあ、お言葉に甘えて、お邪魔します。」
これが、地獄の前日。
あたしの大切な家族を巻き込む、戦いとなる。
それはまだ、誰も知らない…。
*続く*
ファーーーー!((
キタコレぇ……! 白雪の小説だよ! いいねいいね! すげぇ文才すげぇファーーーー! 面白いやべぇすげぇやべぇファーー((
続きの更新を待つよおおおお!
あ、あと、こっちも葉っぱじゃないけど、別の掲示板で連載してる小説があってさ。
フレデリ・トリガー!
ってのを書いてるから、これで検索してみて。多分トップに出てくるよ! 作者名はぜんざいでやってるよー。暇があったら見に来てー。駄ww作wwwwファー((
お!本当に来てくれた!てか、ありがとう〜!こんな駄作をっ……!!文才だと?そんなもんねぇよ!アポロの方があるじゃんかよ!
でも、アポロに誉められたら自信出てきたかも!更新頑張るべ!
フレデリ・トリガー 行ってきたよ〜!ただ、時間なくてまだ読んでないから、頑張って読むね!!
*4, 今見ている風景*
翌日。
妖精の尻尾のギルドには静寂が走っていた。
すぅ……
「「叩いて被ってジャンケンポン!!」」
ナツ→グー
グレイ→チョキ
「うおらぁ!!」
「ふんぬぅ!」
『やめんかい!!』
ゴンッ!!
あたしは真剣に【叩いて被ってジャンケンポン☆】をしているバカ二人に拳骨を落とした。
「 いっ…!!何だよルーシィ!痛いじゃねーか!!」
『アンタが叩いたら一撃でギルドが丸焦げよ!!』
「ルーシィ、お前…構ってくれなくて寂しかったのか?」
『真顔で要らん心配すんなこの変態!服着なさいよ!』
「うお!いつの間に…」
『はぁ…』
「に、賑やかですね。」
『本当。逆に煩いでしょう?』
ユキノはこの光景を見たあと絶句し、今はあたしと苦笑している。
そんな当たり前の日常が
この3秒後に消え去るなんて、
誰が思っただろう。
あたしは、今見ている光景が
信じれなくて、
死ぬほど苦しい。胸が締め付けられる。
辛い。
あたしは家族を、居場所を、失う。
『お願い…やめ、て…。』
あたしの意識はそのままブラックアウトした。
*続く*
とりあえず意味不明だと思いますが、もう少し待ってて下さい!伝わりやすくなるよう、頑張ります!