こんにちは。
初めましての方は初めまして、レモンと言います。
ここでは、渚カエ・渚あかの小説を書いていきたいと思います。
私からのお願いです。
小説を読んで下さるのは大変ありがたいのですが、
コメントは書き込まないで頂けると幸いです。
その理由は、コメントに返信する時間が無いと思われるからです。
長文失礼致しました。
『海を聞かせて』あかりside
―海のにおいがする。
私は、秋の浜辺に膝を抱えて座り、そっと目を閉じた。
今までの過去たちが走馬灯のように甦ってくる。
今から丁度4年前―……。
中学3年生。
私はあの日、コンクリートの隙間から漏れる淡い光の中で、たった一人の家族を失いました。
重複スレ。
4:玲 ce12:2016/05/10(火) 21:34 ID:emg レモンの!!!
これは....嬉しい事だ!!
しかもレモンの作めちゃくちゃ面白いからありがたき幸せ!!
続き気になって仕方ない!!
私は夜空の下を、たった独りで歩いていた。
ずっと独りぼっちだったから、闇夜の中にいるのも、独りでいることにももう慣れた。
幸い、しばらくは大学も役者業もお休みで、たっぷり夜更かしをすることができる。
私は深い森を何気なく彷徨っていた。
―カサッ……カサッ……。
私が歩くたびに枯葉が鳴る。
私は、あの一年間烏間先生に習ったフリーラングを使って、一番高い木に登った。
枝につかまりながら、木の頂まで登ってみる。
枝に座り、俯いたまま足をぶらぶら揺らす。
―お姉ちゃん……。
瞳を閉じると、姉との記憶が次々と脳裏に浮かびあがって来る。
誰よりも誠実に生きていたはずのお姉ちゃん。
なのに……ある日突然、その命は奪われてしまった。
どこからが間違いだったのだろう。
どこから始めれば、皆ハッピーエンドで終わることができたのだろう。
―どこからが間違い……?
私があの日、研究機関で待っていたのが間違いだったのか。
そうすれば、私はきっと真実を知らないまま、姉の死をただ悲しむことができただろう。
殺せんせーに出逢わなければよかったのか……?
そんな考えが頭をよぎり、私は独りかぶりを振った。
違う、違う!!絶対にそんなことはありえない……!!
だって、私は復讐のためにE組に入って、凄く幸せだったもの。
じゃあ、どこから……?
お姉ちゃんが柳沢に逢わなければ……いや、そもそも柳沢という存在自体がなければ……。
いや、それはきっと駄目だ。
柳沢が居なければ、殺せんせーも居ないことになっちゃうし、なにより、私もあのクラスに入ることも無かっただろう。
……結局、お姉ちゃんは死んじゃったほうが良かったってこと……?
答えが見つからない。
小さな混乱。涙が溢れて服に濃い染みを作っていく。
その時だった。
―ガサッ……!ザッ……ザッ……。
誰……?
この下から聞こえてくる。
私は途端に怖くなり、ギュッと目を瞑った。
助けて……!
自分が座っている枝が揺れ、聞きなれた声が聞こえてきた。
「やっぱりあかりだ!」
私はその言葉に瞑っていた目を開けた。
「渚……?」
振り返ると、案の定渚がいて、ニコニコと人畜無害な笑顔をこちらに向けている。
が、その笑顔は私の泣き顔を見るとすぐに変わった。
「どうしたの、あかり!?」
慌てて私の肩をさすってくれる渚。
「ん……んっ!何でっもっ……無い……よっ!」
私が心配を否定すると、渚の殺気を感じる。
「また、独りで無理してるんでしょ……?」
「……」
「あかり、どうしていつも独りで泣いたりするの?」
何も言い返す言葉がない。
ただ、黙って肩を震わす私を見かねたのか、渚は私の左頬に手を添え、上を向かせた。
渚は、私の睫毛についていた水滴をぺろりと舐める。
「っ……!なぎ、さ……」
「ねぇ?あかり。キミはいつもそうやって……僕を騙すんだ」
!?!??何これ....めちゃくちゃ面白いでわないか!!!!
続き気になって仕方ない!!!
「そんなことっ……」
そんなことないよ!!
その思いは言葉にならず、夜空に溶けていく。
明々後日更新します!
13:レモン:2016/05/15(日) 11:54 ID:ZRo そこで私は初めて感じてしまった。
―渚が怖い。
と。
蛇の様な鋭い眼光に捕えられた私には逃げる術は無い。
再び視界が涙でぼやけていく。
すると渚は私の目を自分の服の袖で拭きながら口を開いた。
「ごめんね……。あかりを泣かせたいわけじゃないんだ。ただ、僕はキミに無理をして欲しくない……。それだけなんだ」
「あかりにとって、雪村先生の事が、思い出したくもない過去なら……僕はそれを無理に聞こうとする気は無い」
「……」
「だけどね、もう僕の前では……演技したりしないで」
その言葉に、ずっと我慢していたものが溢れ出てきた。
―お姉ちゃんの死、恩師の死。
きっと、意味はあったのだ。
お姉ちゃんの死で、私はE組に……皆に、渚に出逢えた。
殺せんせーの死で、私は『死』というものを学ぶことができた。
この二つが……私を―。
100年後―……。
潮田渚と潮田あかりの人生の幕は静かに降りた。
二人の死に、庭で遊んでいる女性と男性、男の子と女の子が気付くのはもう少し後になってから。
前世で大切に想った相手とは、現世で出逢える。
そして、現世で愛し合った二人は、来世でも再び巡り逢うことができる。
―ねぇ、渚。
いつかまた、生まれ変わることができたなら、そんなことが許されるのなら。
きっとキミに、出逢うことができますように……。
―数年後。
一組の家族がとある町に引っ越してきました。
真新しいお家から長い黒髪の可愛い女の子が飛び出してきました。
ピンク色のボールを持ちながら駆け抜けていく女の子を珍しそうな目で見つめる男の子がいます。
彼に気付いた女の子は、鈴を転がしたような声で話しかけます。
「こんにちはー!!」
男の子は恥ずかしそうに目を伏せてしまいました。
「ぼっ、ぼく……。なぎさっていうんだ……」
消え入りそうな声で言う彼に少女はニッコリと笑い、
「わたし、あかり!!よろしくねっ!」
花が咲くような笑顔を見た彼は、瞬く間に生涯一度目の恋に落ちていくのでした。
―キミが幸せになれるように、なるようにずっと祈り続けているから。
今度は誰も、傷つけることが無いように……。
END
注意
カゲロウデイズ×渚カエ(あか)のパロ。
死ネタ苦手な方はご注意ください。
ある夏の日、僕は公園で、恋人である雪村あかりとお喋りに花を咲かせていた。
ブランコの上で隣り合って座っている。
―時刻は、8月15日。12時30分ごろ……。
その時、あかりが着ている黒いワンピースと、長い黒髪に引き寄せられてきたのか、黒猫が足元にすり寄ってきた。
「わっ、可愛い!!」
あかりは猫を抱き上げ、自分の膝の上に乗せた。
ジリジリと太陽が照りつける。
「暑いねー……病気になっちゃいそうだよ」
僕が言う。
「そうだねー……。私、夏って嫌いだな……」
あかりの意外な独白に、僕は目を丸くする。
「へぇ!そうなんだ!意外だね」
「そんなに意外??」
「うん、何かあかりって、夏って感じがするよ?」
「何それー?」
あかりが笑う。
すると、突然猫があかりの腕から逃げ出した。
「あっ……待ってー!」
猫を追いかけていくあかり。
その時の信号は……赤だった……。
僕は慌ててあかりに駆け寄ろうとする。
「待って、あかり!!赤だよ!あかりっ!!!」
次の瞬間、僕の目に映ったのは、飛び散る鮮血と宙を舞う黒髪だった。
むせ返るような鮮血の臭いに吐き気を覚える。
眩んでいく景色の中、最後に僕の目に映ったのは、僕と瓜二つのカゲロウだった……。
―夢じゃ……ないよ……。
カゲロウはニヤリと笑った。
「あかりっ……!」
目を覚ますと、自分の家の、自分のベッドの上。
時計を見ると、8月15日、午後12時頃―……。
「え……?」
僕は目をぱちくりさせた。
「夢……?」
あまりいい気分はしなかったが、あかりとの約束があるので、僕は公園へと向かった……。
入っていいですか?小説面白い!ちょっとホラーだったけどそれがまたいい!
21:なな:2019/01/17(木) 17:12 ID:oqM こんにちは!入ってもいいですか?
意見、待ってます!
『私は、もうこんな自分は嫌なの!』
友達に裏切られ、愛する人からも裏切られたこの少女は、悪い遊びに手を染める。だけど最後は、彼女を長年愛し続けた彼女の幼馴染が彼女を助け最終的に二人は愛し合う。という今大ヒット中の映画を映画監督 三村が特別にDVDで持ってきてくれた。この映画に出てるヒロイン役はこの教室の生徒、茅野 カエデこと間瀬榛名。みんなは、見たら口をぽかんと開けその演技力に圧倒されていた。
前原「いやー。流石だな。やっぱり」
矢田「まさか、あんな子がクラスメートだとはね。」
原「一緒に暗殺してたなんて思えないね。」
みんなが映画の感想ともに茅野を褒め始めた。その傍ら渚は複雑な気持ちに覆われていた。茅野とは上手く言えば「同士」のような感じだった。身長の低い同士仲は良かったのだが恋愛対象としてみたことはなかった。茅野が触手で暴れ始めた時もキスをしたが、暗殺技術でビッチ先生に鍛えられていたため対してなにも感じなかった。しかし大人になるにつれ茅野の言動にドキッとなる時もあったがそれは、茅野が女優業に戻りとても綺麗になったからだと思っていた。さっきの映画もキスシーンがあり、心の中にモヤモヤがある自分がいたことを認めた。
(この気持ちは何なんだろう。)
親友だけど恋人じゃない。この曖昧な関係は茅野だけでなく渚も悩ませていた。
こんにちは!入ってもいいですか?
意見、感想待ってます!
『私は、もうこんな自分は嫌なの!』
友達に裏切られ、愛する人からも裏切られたこの少女は、悪い遊びに手を染める。だけど最後は、彼女を長年愛し続けた彼女の幼馴染が彼女を助け最終的に二人は愛し合う。という今大ヒット中の映画を映画監督 三村が特別にDVDで持ってきてくれた。この映画に出てるヒロイン役はこの教室の生徒、茅野 カエデこと間瀬榛名。みんなは、見たら口をぽかんと開けその演技力に圧倒されていた。
前原「いやー。流石だな。やっぱり」
矢田「まさか、あんな子がクラスメートだとはね。」
原「一緒に暗殺してたなんて思えないね。」
みんなが映画の感想ともに茅野を褒め始めた。その傍ら渚は複雑な気持ちに覆われていた。茅野とは上手く言えば「同士」のような感じだった。身長の低い同士仲は良かったのだが恋愛対象としてみたことはなかった。茅野が触手で暴れ始めた時もキスをしたが、暗殺技術でビッチ先生に鍛えられていたため対してなにも感じなかった。しかし大人になるにつれ茅野の言動にドキッとなる時もあったがそれは、茅野が女優業に戻りとても綺麗になったからだと思っていた。さっきの映画もキスシーンがあり、心の中にモヤモヤがある自分がいたことを認めた。
(この気持ちは何なんだろう。)
親友だけど恋人じゃない。この曖昧な関係は茅野だけでなく渚も悩ませていた。
すみません!
二回、書いちゃった・・・・。