タイホーされるまえに、自分の衣服の中にダイヤモンド糸鋸を隠す。
あるいは自分の体内か、口や喉などに隠す。
家族に差し入れしてもらうか、その服を着ておく。
古い警察署の、古い留置所なら消灯時間になったら見張りは1〜2人
糸鋸で格子を斬る、鑑別所じゃないので格子チェックはされない。
慎重に三日くらいかけて地道に斬る。斬ったら消灯時間になるのを待つ。
廊下が真っ暗になっても牢屋の明かりは減灯されるだけだけども。
斬ったところから首を出して監視カメラが無いか探す。
無ければそのまま、廊下に出て、地道に窓の格子を斬って外に出る。
監視カメラがあれば、高速で音を無視して格子を斬って窓から出る。
留置所は、大体一階には無いので、必然的に飛び降り無ければならないが
排水パイプがあれば、それで降りる。無ければ高さを確認し
3〜4メートルくらいなら飛び降りて、着地した瞬間に受身をする。
それ以上の高さなら諦めよう。
少年鑑別所の場合、部屋は鉄トビラで窓には超頑丈そうな鉄の格子が付いている。
それにしょっちゅう見張りが来るし、格子チェックがなされる。
関係ない話を挟むが、鑑別書のメシは高級そうに見えるが、ありえないぐらい不味い。
毎日提出する日記で、いかにメシが不味いかと何回書いたことやら。
それに格子の前には、邪魔な網戸があるから網戸を破らなければ格子を斬れない。
網戸を綺麗に斬ったら怪しまれるので、派手に音をたてて網戸をぶち破ろう!
貧血で網戸に倒れかかって破りましたとでも言っておけ。
破ったら、素直に自己申告する。どうせ修理には一日か二日はかかるのだ。
大抵、鑑別書の窓はトイレの横にあるのであまり怪しまれない。
その間に格子を斬る。注意すべき点は格子の裏から斬れ
表から斬ったらバレる。切断の一歩手前で止めて
それを繰り返す。
見張りがこない時に全ての格子を斬り窓から出る。
ベランダに出たら、窓を開けて出る。あとは留置所と同じ要領。
脱獄するなら、団体部屋の方がやりやすいかもしれない。
なぜなら、団体部屋があるのは一階だから。
注意してもらいたいのは、鑑別所に入ったときは
頻繁に他の個人部屋に引っ越すので、作業をするのは15日過ぎたあたりからにしよう!。
注意。この物語はフィクションです。たぶん・・・
作者は試したことが無いので、成功率は低いと思います。