短いのでも長いのでも何でもok
ただ、あくまで小説だからな
台本書きは小説じゃないからな
感想書くのはありの方向で
英文は随時出していく予定
小説を書き込むときはどの英文を選んだか安価で示してくれると読む側も助かるぞ
英語が苦手な人のために一応英文の横に日本語訳書いておくから安心してくれ
Don't leave the water running (水を流しっぱなしにしていてはいけません)
3:匿名:2016/10/01(土) 18:53 >>2
「水を流しっぱなしにしていてはいけません」
これは僕の住んでいる地域で昔から受け継がれている風習だ。
いつからかは分からないけど、ずっと昔から言われてるみたい。
お父さんやお母さんに「どうして?」って聞いても曖昧に笑うだけ。
お兄ちゃんに聞いても知らないって。
誰に聞いてもみんな答えてくれないの。
だから、僕はクラスメイトの健くんと一緒に真相を突き止めようと思ってるんだ。
もちろんお父さんやお母さんには内緒でね。
お菓子も持った。水筒も持った。あとは懐中電灯かな。
あ、水着と水泳帽子と……あと目に水が入ったら痛いから水中メガネも持って行こう。
それからお菓子! 鞄いっぱいに詰め込んで気分はちょっと豪華な遠足。
あ、チョコレートは溶けちゃうから保冷剤も持って行こう。
そう色々考えているうちにどんどん約束の時間が迫ってきている。
バタバタと廊下を走り一直線に玄関へ向かう。
僕は靴のかかとを踏んで外へ飛び出した。まだ夏だからか日差しが強い。お母さんがよく紫外線はお肌の大敵って言ってるけど、僕もあの白いクリーム塗ったほうが良いのかな……?
待ち合わせの場所だったバス停の前には健くんの姿はない。
もしかして、怒って帰ってしまったのだろうか。
しかし、そんな僕の心配は杞憂で健くんはすぐそこにいた。
なぜか蹲っているが、何かあったのだろうか。
僕はおもむろに健くんに話しかけた。
(……ここで力尽きた。こんな感じでゆるーく楽しんでいってくれ)
He spent 7 years making two anus.
(彼は七年の歳月を費やし、お尻の穴を2つにしました。)
My brother is looking for his stolen bike.
(私の兄は盗まれたバイクを探している)
日本語訳の若干の変更はありで
Are We Cool Yet?(俺達はクールだったろ?)
7:匿名:2016/10/01(土) 21:36 >>5
河川敷。ベンチに座った文学少女が何やら難しげな本を読み、その後ろを老夫婦が通り過ぎる。
穏やかに、ゆっくりと時間が過ぎ去っていく。
私は暇潰しにスマートフォンを起動させ、話題のアプリで電気ネズミや死にかけの魚を探す。
一方、その近くで私の兄は盗まれたバイクを探している。探すのを協力しろと言われたが、友人との約束があったため断った。
しかし、友人との待ち合わせ場所の河川敷でばったり出くわしてしまったのだ。何故友人はここを待ち合わせ場所に指定したのだろう。
この待ち合わせ場所の問題点には、夏の太陽がインドア派の私にとって大敵になる、ということもあるのに。
近くの自販機でジュースでも買おうか、なんて考えていると、「見つかったぞ」という兄のような声が聞こえた。
そりゃ良かった。なんて他人事のように思う。というより他人事である。
私の方はレアなキャラクターも友人も見つからない。だけどもう少しゆっくり待とう。
河川敷の雰囲気は私をそういった考えに至らせるのに充分だった。