コツコツともう人気のない教室に俺の可愛い彼女を迎えに行く。
こう見えて俺は一応部長をやっている。
少し今日は手間取ってしまって遅くなってしまった。
ま、つぐみはりじちょーの息子だからそちらと比べれば俺はなんともないんだろうな。
なんて思っているうちに教室に着いた。
ガラ_
『はいよ、おまたせ。』
「ん、おせーよ。」
寝ていたのかつぐみは伸びをしながらこちらをちらりと見てきた。
なんというか破壊力がすごい、大好き。
「あ?何見てんだ、早く帰るぞ。」
俺が片手で顔を覆っていると怪訝そうな顔でこちらを見て、バックを持って立ち上がった。
『んあ、置いて行くなって。』
朱音×月海
私の子達