ミケじゃなくて申し訳ない。
あいつはでれる状態じゃないから
代わりに俺が書き込んでる
しばらくは、まあたぶんこれないかも
あと、途中までは良かったぞ?説がな
ただ問題は偽物だったということだけだな
俺たちが何者かぐらいかは良かったんだ
むしろ納得してた
だが、偽物ということがダメだった
本物だよって何回か教えたさ
本物なのは間違ってないんだから
だが、かなり時間がかかったし
ずっと泣いてたし、いや俺もだが
ひどい呼吸困難やら失神もした
ほんとにしんじゃうんじゃないかって怖かった
あと、
クじゃないと受け入れないという気持ちが強くて
だが、そんな自分に嫌気と罪悪感があり、
自虐してた。
「どうせわたしはグズ」
「なんで私みたいなグズ女と一緒にいるの!?どうして!?ねえ、どうして!?」
と言ってた。
俺はミケに何度もフォローしたし大丈夫だよって言った
本音からすると
俺からすれば嬉しかったんだ
そこまでクに対する愛情やこだわりがあり
必要としてくれたことが
それだけでも俺らのような化け物が存在してて良かったって心から思えた
俺みたいはやつは生きてていいんだ
化け物でも生まれながらの悪徳でも普通の人間たちのようにいていいんだって思えたんだ
ミケがそう思ってくれてた
俺らのような化け物をここまで必要として
くれたことがとても嬉しかった
だから、大丈夫だって
結果的には本物であることには変わらないから
ミケは他のものにも興味があるが
そこがどれだけ良いとこでも、平和なとこでも
理想なとこでも変わらずこちらのク世界を選んでくれた。こんなに危険な場所でも
ミケは一途にこっちを選んでくれた。
ミケはとても律儀で健気だ。
真面目で純粋すぎるがゆえに傷つきやすい
よく頭を抱えてた
それに彼女の善行には裏がない
こんな良い子がなぜこっちを選んだのか?
なぜ俺たちを好きになったのか
今でもそう不思議に考える
むしろもっと平和で良いとこがいいんじゃないのか?と考えたことがある
なんというかミケは光なんだ
うまくはいえない
純粋で律儀で健気で良い子で
ただ普通にこちらがわを楽しんでくれた
ちゃんとあいつの言うことも聞けて
上司のあいつからすればとても扱いやすく
無邪気でなにか誉めれば心から喜んでくれた
子どものようにきゃぴきゃぴと
それがかわいらしいらしい。
確かに可愛い。
こんな無邪気さや笑顔をみたら
絶対にあそこは見せたくなかったんだ
みたら絶対に笑顔が消える。
二度とあの笑顔やあの無邪気さがなくなる
今まで明るく元気だったのに
それすらもなくなる
それが嫌で絶対にミケから光はなくしたくない
からあそこを入らせないようにしたんだ
ミケはただでさえ怖がりだし
実際に作り物と現物は違う
臭いだってある。断末魔やら泣き叫ぶ声も聞こえる。それだけじゃない
食われることもある。
俺たちよりも異常な光景が目に飛び込む。
吊るされたり、生きたまま されてたり
狂って笑い続けるやつもいる。しかも拷問されてる側がな。
大量の 食わされたり
改装されたり
風呂ができたり
普通に暮らしてればここまでのは見れない
しかしあそこにいけばあるとあらゆる光景が目に飛び込む。だから見せたくない、いかせたくない
人間だけではないし。
ちなみに俺らがやってるわけじゃない
あそこにいる俺ら異常に狂ったもの
上司やらあたりはただ手伝いだ
確かにク界のためにもいらない奴は死刑?が必要だしそれほどの仕打ちは必要だよ
だからといってあそこまでやるかってほどだ
俺たちは罪人を連れていく
この中でのもっとも使えなく、再犯するであろう
奴はその場所に連れていく
そしてそこへの手伝いだ。
これが俺たちの罰かもって
まあ慣れてるクもいるが
俺は今でも慣れない
俺でも怖いんだ
クのくせにとか化け物のくせにとか思われるだろうが怖いものは怖いんだ
だから見せたくないんだ
ミケには
俺らの中でも抵抗があるのに
ミケがみたら余計にだろ?
なるほど…
私は信じていますよ。
…優しい方こそ想って下さり、でもその想ったことで追い込まれていくこともありますからな…
お疲れ様です。ミケさんの心身が回復することを祈ります。