投げとこう……
「 ねぇ、くーちゃん 」
少し水滴のついたグラスの中にある氷をからころとストローで回しながら、彼女は視線をおれに向けることなく話す。まぁ、ここまではいつもの光景だ。
ここで誰かに問おう。彼女がここまで突飛な質問をすると誰が予想するだろうか…。
「 理想のきすって知ってる? 」
「 っ!…は、はぁ!?…なんだよ、急に 」
ここで狼狽えるおれはなんも悪くないと思う。てかちゃんと会話をしようとしている俺を誉めてくれ。
「 …、もしかして照れてるの? 」
「 うーん、なんか面白いことないかなーって調べてた 」
「 あっそう、おれは興味ないからな 」
「 でね、その理想のきすってのは 」
「 おい、無視すんな 」
「 男の人が少し屈んで、女の人が少し背伸びするんだって 」
続きは誰かにたくす、僕はむり、レイがやまないと((
死ネタすきな僕の限界……((