「 ……いってきます 」
スクールバッグを持っていつものように家を出る。
私が通う学校には生徒は、私を含んでだったの6名。
( なのに、なんで廃校にならないのかが不思議…… )
そう思いながらも進んでいく足は止まらない。
また今日も、騒がしい一日が始まるんだ。
私が、こんな田舎のような街から出て生きたと思わないのは……。
「 遅い! いつまで待たせる気だよ。10分遅刻だぞ 」
「 うるさいなぁ。お母さんが起こしてくれなかったんだから仕方がないでしょ 」
この仲間が居るから……なのかもしれない。
『 私たちの郷土は―――仲間たちがいるこの場所です 』
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