>>19
【名前改めつつ。絡ませて頂きますー。長い】
(――そんなような静寂を突き破る様に、先ず甲高い放送音が鳴って)
『え―――。 次はー、ええーっと、・・・運転手さん、これ何て読むです?
ああ、わっかんないかぁ… まあ人里で伝わるか。えー、人里、人里ーー』
(気怠げで冗長な声。 けったいなアナウンスである。
酷く適当なそれは、現代社会では存在も考えられないような。
声は未だ鳴り止まず)
『…ん? 何か… あ。 運転手さん、運転手さん、これもしかして――
あっ、やべ。 電源つけっぱだったっと』
(次いで唐突な終わりを告げた。ぶち、と一方的な切断音が鳴り響く。
少ない乗客が微かに騒めく車内に、靴音響かせ、一人の狐面が歩み出た)
「こんにちはぁ。 失礼だけど何方からいらっしゃったんです?
後何年生まれかも教えてくださるとー」
(その声は確かにアナウンスのそれだったか。変にこなれた様子だった)
>>21 車掌さん、
【 絡みありがとうございますー!、】
・・・人里?
( けったいなアナウンスを耳にすればなんで!?なんて言うかのように目見開き。次の場所が分かればさっさとおりてしまおう、と思ったのかそのまま聞いていれば聞いたことのない名前。首をかしげつつ上記言えばそんな駅が出来ていたのかと考え始め。マイクの切断音が聞こえれば考えるのをすぐに止め。そのまま静かにしていれば靴音が響き、一人の多分男性っぽい人が現れ、見慣れない姿にちょっと警戒。こなれた様子で聞かれれば苦手なこともあり、少し躊躇ってから。)
・・・き、京都から来ました。14歳の、中2です・・・。