>>41
あらぁ、そら残念どすなぁ?
……にしたて、洗濯物干すんに飽きるうて、ぎょうさんやねぇ…。むしろ羨ましゅうなってきたわぁ。
(にまり。口で言うとは反対に、さも愉快げに口角を釣り上げ。
さても君の言う「飽きる」ことに、ああ、此処までマイペイスに生きられたら、どんなに楽だろうかー― と、やや失礼な嫉妬を抱きつつ。
ともあれ、一つの誘いには)
――まぁ、よお気んの効きはる娘さんどすねぇ。
実はあんさんん言うとおりやて、さいぜんさかい暑うてかなわんて、もう沸騰しそうやったんよ。
…蒸発すんなら苦痛もあらへんしむしろ気持ちええ感じやし、冷えればそん内固まるさかいええんどすけど、
沸騰は冷めるまでじぃっとしてなあきまへんさかい、もう生き地獄かちゅうくらいで……ほんま……。
(つい口を付いて出た、水特有の―― 少なくとも共感は買えないであろう愚痴をついて流しつつ。
とにかく中に入る事は同意の様では、ある。)