>>61
――へえー。そんなもんどすか。…なんや、人間ってこうに不便やねぇ…。 ――あらぁ!滝やないの!
(頬に片手を、視線は土に、口は無遠慮な哀れみを吐き。
しばし聞こえし水音に、柄にもない背伸びひとつ、草履で駆け出し――
飛び込んだ。水音と水しぶきが響く。着物の裾から覗いていた筈の脚が、水にゆるやかにとけていたのもわかったかもしれない。)
……ふぅ……! ほらぁ、あんさんもどないやす? 気持ちよかよ?
(ゆるゆると手で水をかいて、滝つぼをゆらりと泳ぎ。ふいに水面に顔を出し。)
>>59
【絡ませて頂きますー】
……あ、九条さーん。 …しぐっさん?
(背後より気だるい声。次いで疑問符をくっ付けた尾上がりの愛称が飛んだ。
其処たるはきっちりとした直立不動―― を崩して佇む狐面。)
ねぇ今暇って言いました? 言いましたよねぇ僕耳いいもん。言いましたねぇえ?
(面下から緩い笑みを浮かべて―― 疲労に底冷えた声。次いで黄色と黒の警告色ロウプを片手に。)
あのですねぃ、妖怪駅の… つっても麓の湖なんすけど。
………まーーーた!まぁぁぁたですよあの自縛霊!また線路に飛び込みやがりましたよ!!?
おかげで幽霊耐性の無い方がパニック起こしてヒスって感染して…まあもうてんやわんやですねぇ。
…しぐっさん暇なんですよね。手伝えますよね?僕運転士さんから人手集めてこいって言われてぇ。
(無気力の範疇で荒げた声、緩めた声。幾重にも重ねたロープをぶんぶか振って存在を主張しつつ。)
>>60
【絡ませて頂きますす】
うわぁそこなるは今絶賛修行中の見習いさんだったりします?それともガチの力有りですか。
やだなぁ僕ついに祓われちゃうんですかね。やだからやめてくださいね。
(人っこ一人居ない駅への、突然の乱入者であった。制服まとった狐面。ぱたぱた手を振って。)
……そいで…、どなたです?
............いや、俺はやめとく
水を飲むだけでいい
(滝の水をすくい上げるとすくった
水が凍りそれをじーっとみて目を細める。
小さな溜め息をして上記を口にする)
>>62
?私の事ですか?私は美弥妃。
祓い屋の娘です!修行中なんですよ!その狐面‥
狐の妖怪ですか?
(相手見て微笑むも狐面に気付くと壁の後ろに隠れ顔だけ出して)