ある日、いつもとは違う道を歩いていたら小さな喫茶店を見つけた。
なんとなく入ってみると、そこはアンティーク調の造りだった。そこには店員の人と思われる人と、何かを飲みながら店員の人と話している男性。
その奥には本を読んでいる女性。
こちらに気がついた、店員が口を開いた。
「ようこそ。喫茶店cordへ。」
喫茶店、cord。
それが迷い混んだ喫茶店の名前らしい。
「こちらへどうぞ。」
―――――――貴方も、喫茶店cordへ迷い混んだみてはどうでしょうか。
この謎に満ちた喫茶店へ……
―――――――ここにいる人は人間ではない
ここには猫耳が生えた人間や尻尾が生えた人間、さまざまな人間がいる
迷い混んだら最後。ここのことしか頭に入らなくなる。
このことは他の者に他言しない
――――――――――――――――――――――――――――――――人間と非人間。迷い混んだ者はここから一生戻れない