『分かっているわよね。じゃあ何故そんな風に無茶をするの?』
............
『今は薬を投与しているだけだけど１日三回一回で12錠も飲まなくちゃいけないのよ？』
............
『最悪の場合、病院で一生死ぬまで入院だからね?』
.........!!
『そんな生活、嫌でしょう？だったら大人しく学校で過ごしt....』
そんなの.....
『....何?』
つまらないじゃないっすか.....
『!...貴方自分で何言ってるのか分かって』
分かってますよ!!!!!
神原)んー…飽きた
(しばらくペンをくるくると回しながらなにやら唸っていたが、唐突にその動きを止めればたった一言｢飽きた｣と零して。それを示すかのように一つ欠伸を漏らせば近くに腰掛ける所でもないか探し始める)
分かってますよ!自分が残り少ないことも全部....全部....!!
『......』
でも......そんなの.......つまらないじゃないですか....!!!
(何か熱いものが頬をつたっていった。それが涙だとは知るよしもなかった)
皆いつも....楽しそうに笑って.....遊んで.....それなのに自分は....ろくに遊べず....只部屋で過ごして....つまらないですよ....!!
自分は.....自分は只美味しいもの食べて皆で笑いあったりして....只........只過ごしたいだけなのにッッ!!!!!
どうして.......どうして私だけ........許されないの.....?どうして.......どうして.....何が悪いの..
髪色のせい?薬を飲んでるから？包帯を全身に巻いてるから.....??何がいけないのよ....何が....悪いの......
(涙をぼろぼろと流しながらその場に座り込む。そこにはいつも威厳のあるリーダーなど居なかった。只ひたすらに泣きじゃくる紅葉藍しかいなかった)