「 なんでこう、思った通りに行かないんだろうね 」
鳴海 諒(なるみ あき、)/ ♂、20y
ストーカーであることを差し引けばどこにでもいるような普通の人。面倒見もよく気配りも出来、優しいお兄さんのような雰囲気を纏う。しかし感情の起伏が少ないため実態がいまいちよくわからない。自分について語りたがらず人のこともあんまり聞こうとしない。が、内に秘めた想いは強いのかも。世の中のほとんどのことに興味がなさそう。それ故か、大抵のことはなんでも許せる。良くいえば寛容。さらりと嘘をつくことは多々。面倒くさいことは自主的に行わないが、必要に迫られた場合のみやる。基本的に都合のいいことしかしない。それでも不運なのか不器用なのか、良い結果はついてこない。多分苦労人気質。
最近染め直したばっかりの暗めのブラウンの髪は、程よい長さが保たれている。前髪は伸びっぱなしのため右に流し気味。これといった手入れはしていないにも関わらず寝癖はひとつもない。ぼんやりとした強い意思のなさそうな瞳は黒、やや切れ長であり、どこか鋭さも感じられる。表情は基本的には変わりなし。嘘っぽい笑みをたまに浮かべるのみで、心から笑ったことなんて少年時代以降一度もないそうな。服装はシャツにパーカーにジーンズとか。四季は一切関係なし。身長は170cm台後半。
一人称は俺、二人称は君。人をあまり名前で呼ばない。キッチンとトイレ、あとは和室とリビングっぽい部屋があるだけのアパートにてひとりぐらし。自宅近くの大学に通う三年生。法学部。学校に行く以外は特にすることがないため家でごろごろしてたりお散歩してたり。友人関係が希薄。なににも興味を持てずに生きてるだけみたいな毎日を過ごしてるときに現れたのが家出少女ちゃん。なんとなく雰囲気に惹かれただけで、外見が好みだとか恋心があったりとかはないそうな。ただなんとなく見てるだけで、自分から接触しようとか考えたこともない。