─ロールラ星
この世界には様々な者達がいる。それは、人間の様な者や、野獣の様な者、それ以外にも本当に様々な者達がいる。
だが、それ故に争いやいがみ合い、殺し合い互いに裏切り騙し合う、そんな暮らしが続いていた。─
しかし、そんな世界にも危機が訪れる。そう、マミネール星の住人達がロールラ星を侵略しようとしてきたのだ。マミネール星から手紙で『大人しく降伏し、この星の所有権を我々に譲り渡せ。そうすれば、お前達は今までとなんら変わりのない生活を送れるだろう』という連絡が来た時、ロールラ星は『返事はもう少し待っていて欲しい』と返した。マミネール星はこれを承諾し、また10年経ったら手紙を送る事になった。しかし、ロールラ星の住人達は心の中では『この星は俺達の星だ。絶対にマミネール星の奴らなんかには渡すものか!!』と考えていた。そんな中、この世界の平和とマミネール星からの侵略を防ぐ為、ある組織が造られた。その名も、『国際連合平和的日常実現化委員会(かどうか、詳細は知らない)』。通称『Happiness・Life』。そこでは、主に子供や組織にスカウトされた者達が集められ、組織の管理下の下教育や訓練を受けていた。これは、そのHappiness・Lifeに所属する者達の物語である。