【博麗神社 境内】
霊夢
「あれ?今日はやけに参拝客が多いわね?
素敵なお賽銭箱はそこよ。」
ふと、箒を掃く手を止めて神社にやって来た9Sと宇賀御の二人を見て、この神社の巫女にして、博麗大結界を守る紅白の巫女こと、博麗霊夢が、今日はやけに参拝客が多いと言う。彼女の様子から、まだ周囲を包囲している偵察部隊には気付いていないのか、二人に対して神社の正面にある賽銭箱を指して然り気無く奉納するように言う。
霊夢
「それにしても……
今日はやけに静かね。妖精の声も動物の声も聞こえない……?」
博麗神社は辺りが木々に覆われている事から、妖精や動物達が住み着きやすく、日常的に妖精や動物の声が聞こえていたにも関わらず、今日は異様なまでに静まり返っていると言う違和感に気付き、誰にともなく呟いている。
【ちょっと簡略化して、各地陣営全員に話す際には「〜サイドALL」と言うような感じにしようかな〜と思っています。】
>>幻想郷サイドALL
【不明:ゴジラ・アース】
―[不在]―
【博麗神社:ヨルハ九号S型(9S/ポッド153)】
9S―お賽銭?
ポッド153―『回答:宗教的意義を持つ金銭の譲渡。礼拝時に実施する事で、"神"やそれに類する超常的存在の援助により願望が達成されると考えられていた。推奨:賽銭の奉納。』
9S―へえ……でも、金銭っていっても今はこれしか……。これでも良いですか?(バランスボール程もある黄金の球体を虚空から取り出して見せて。それは希少金属で作られた機械生命体の頭部。)
>>霊夢
【博麗神社:ヨルハ九号S型(9S/ポッド153)】
ポッド153―『警告:周囲に金属反応多数。』
9S―えっ?
(9Sが気付くより先に、ポッドが境内の三名を囲うように非実体のシールドを展開し。ポッド・プログラムR070"Pシールド"。射撃武器を防御するシールドである。)
>>78