気が付くと、綾波 優馬は紅に沈む空と果てが見えないほどに広大な花畑が広がる空間で、ポツリと置かれた小さなベッドの上に横たわっていた。
自分は何をしていたのだろう、直前までの記憶を探っても何もわからない。ただ友人と話しながら車道沿いの道を歩いていただけのはずなのに。
手元や服を探るも持ち物はなく、どうやら身一つの状態であるらしい。
座っていたベッド脇にあった机の上には花瓶と、小さなメモ。
メモには「花を生けて。それが目覚めの手段 」と書かれている。
【探索/なりきりを開始して下さい】
>>33 / 主様
( /不備無くて安心しました(ホッ 自分もこういう世界観のなりするの初めてですしおかしな言動するかもしれませんが某探索系ホラーゲームは大好きなので…!どうぞよろしくお願いします*_ _))
なん、だ…此処、何処だ?
(気付くと知らない場所で横たわっていて、理解が追いつかないまま起き上がり辺りを見渡しながら上記を。暫く辺りを見渡しているが急にハッとして胸のあたりに触れてネックレスがあるか確かめて。)