【舞台設定1】
ここは孤島にあるヘブンスノアと呼ばれる学校。
放課後に行われる特別授業は、他の学校には一切ない特殊なシステムが起用されている。
「The glory of the crown(GOC)」と呼ばれる電脳世界で、「姫」と呼ばれる「王冠」を持つ少女を銃で撃ち倒すことが目的となる。
○「GOC」とは、学内にある特殊端末からアクセスすると入れる電脳世界のことである。また特別授業の名称。
○「GOC」に入ると、生徒たちはアバターと呼ばれる分身となり授業開始となる。
○アバターとは「GOC」に登録する際に決められる自分の分身。初期設定時に好みの外見にすることが可能だが、決定してしまうと変更はできない。
○コードネーム。これは「GOC」の世界でのみ使用されるユーザー名である。アバターと同じで登録のときにつけることができるが、決定後は変更できない。
○登録を終えると、銃を支給されます。これは本物の銃ではなく、エアガンのようなものです。
○アバターには計四箇所の「的」と呼ばれるものが必ずついており、その的に銃を向けて撃ち抜けばポイントを得られます。ポイントは場所により違い、額(10pt)、腕・脚(3pt)、左胸(15pt)となります。
○成績は500ptが平均成績になります。200pt以下で赤点。補習授業が追加されます。
○補習授業とは、「GOC」アバター育成顧問として教師代表が特殊アバター(スナイパー)を使用し、対象のアバターを指導(猛特訓/スパルタに近い)して成績を300ptまで上げる授業のことである。
○特別授業の終了は、「姫」を倒して王冠を手に入れるか、1500ptの成績(「姫」で1200pt前後)を上げることである。ゆえに、この授業が起用されてから終了できた者は誰一人いない。
○「GOC」は基本的に生徒参加型の授業であり、強制ではないため、終了できなくても卒業はできる。ただ、成績によって内申書が変わるので、結局は全生徒は参加していることになる。