もう一ついきます。
【名前】三ツ辻 塔子
【二つ名】遺恨の鬼子
【種族】亡霊
【能力】怨念を操る程度の能力
【危険度】高
【人間友好度】高
【主な活動場所】不明
鬼子の亡霊である。鬼子とは、親に似ていない子供、異様な姿で生まれた子供、特に歯の生えた姿で生まれた子供のこと。水子と似ているが、水子ではない。人間を怨んでおり、性質は所謂怨霊である。
彼女は前述した通り鬼子として生まれ、縁起が悪いというだけで命を奪われた。ちなみに、彼女は亡霊になった後自分が手に入れた能力で復讐を果たしている。
ケタケタと笑う怨霊という理由で人間からも妖怪からも気味悪がられている。しかし、彼女の怨みは少しずつ消えており、怒らせなければあまり危険ではない。今では人間友好度も高くなっている。だが、怨霊という事を忘れてはいけないだろう。
彼女は鬼子として生まれた事を不幸な事とは思っておらず、鬼子として生まれなければ今の自分はいなかった、と言っており、今の自分の状態を甘受している。(*1)
《能力》
怨念を操るというのは、雷を落とすのと同じく怨霊にありがちな能力である。人が誰かを恨めしく思う気持ちを操り、その怨んでいる誰かに災いを起こす。小さい怨霊だと起こす災いは転んで怪我をするといった程度だが、格が上がると疫病を流行らすなど大多数の人に災いを起こせるようになり、大怨霊になれば人の命を奪うことも出来る。
この事から、彼女はかなり格の高い怨霊と思われる。彼女はこの怨念をとても可愛がっている。(*2)
性格は社交的で親しみやすい。気になった事には食いつくが、気にならない事には無関心で、関わろうともしない。
子供に対してはとても優しく、迷子の子供を里に送る事もある。堕胎したり、子供を粗末に扱う事を許さない。
《対処法》
怨霊は人間にも妖怪にも恐ろしい存在である。近づかない事が一番だろう。前述した通り怒らせないよう紳士的に振る舞うことがいい。
また、彼女の前で子供を叱るのもよくない。子供は優しく扱い、甘やかし過ぎないようにしよう。
(*1)それでいいのだろうか。
(*2)本人曰く「私の可愛い可愛い怨念達」。
追記します。
都市伝説が具現化し、数人が外の世界に行った異変では、気になったという理由で彼女は都市伝説「生まれ変わり」を使用しており、オカルトボールを巡って戦っていて、外の世界にも行っていた。そのため宇佐見菫子とは顔見知りである。
《スペルカード一覧》
亡霊「チャイルドゴースト」
呪符「もう半分」
怪異「恐怖の六部」
《オカルトアタック》
「今度は殺さないでね」
《怪ラストワード》
「私は何度でも蘇るよ」