( /参加許可ありがとうございます〜🙌!!、初回投下させていただきますね…! )
( 何処へ行くでもないけれど、自室から出ては院内の廊下をぼんやりと、ぱたぱたと音を響かせながら歩いており。壁に手を当てて滑らせてみたら、ほんの少し埃が手に付いた。見上げた空は灰色、見ているだけで憂鬱になる暗い色だ。まるで、埃みたいに、わたしみたいに。小さく溜め息を吐くと同時に、埃に触れた爪の先が灰になって散っていく。こんなんじゃだめ、とネガティブを振り払うように小さく首を振ればぎゅっとワンピースの袖を握りしめ、再びゆらゆらと歩き出して。 )
誰か、いないかな
>> : ALL様、
( /絡ませていただきますね…! )
あ、ねこ…
( 風に乗ってやってきた花の香りに誘われるように庭へ、珍しく楽しげに、軽やかなステップを踏みながら。す、と目の前を横切ったのは動物の姿。猫だ、と気がつきそちらに目をやると、ゆるりと頬を緩ませて。近くから声が聞こえたため、ふと視線を上げた先には誰かの瞳。目線が合う前にぱっとそらしては、再び目だけを動かして相手を伺い。どこの部屋の人だっけ、と首を傾げつつも、お友達になれるかもなんて期待から、少々声が上ずりながらもそれとは違った言葉を口に出してみて。 )
猫、かわいいです、ね?
>>22 : アンジュさん