長い間消えていました…申し訳ありません。時間が空いてしまいましたが、また続きから設定を投下させて頂きます
1.世界観について
この世界ではまだ神というものが普通に居て、何処かの領地を治めている。人間とか妖怪などの人外も住んでいるけれど、人間が1番弱くて無力。しかし神様は何故だか人間を溺愛していて、妖怪達は人間を襲い糧にするから大嫌い(でもそれは一部)。人間もある程度神に従っていれば楽ができるということに気付き、神側について。そうして妖怪達は嫌われ者になってしまった。これはその嫌われ者たちの話。
ヨーロッパ辺りの話では無く、舞台は昔の日本。まあ時代に当てはめると平安くらいだろうか。しかし文化は江戸程で、鎖国はしていないがヨーロッパの方とは現実の日本よりも遠く離れており、そこ辺りの文化は入ってこない。THE・日本という感じである。そして国民大体裕福で不自由無く過ごしている。しかし、人外…妖怪だけは駄目なのだ。妖怪を紛れ込まれせてはいけないと、それは御伽噺になって今の今まで伝えられている。本当の理由を知っている者は少数で、それも年老いた老人しか居ない。それに神の決めた法律にも関わるなとある為、妖怪に好印象を持っている者は一人も居ない。変わり者でさえ妖怪はちょっと…と言う始末だ。行く場所の無い妖怪達が皆皆集まって、創り上げたものが「楽園」と呼ばれているこの世界である。神もこの世界については無関心。妖怪達がどれだけ束になってかかってもデコピン一つで壊滅させられるから、好き勝手にやっとけ、という感じである。
しかし妖怪だけが集まった楽園だから、まあ妖怪しか住んでいない。自分好みな、そして現実にもあるような日本家屋を建てて、そこに住んでいる。
種族間の価値観の違いによる戦いだって起こりうるし、妖怪の中でも強い能力を持つ者が事件を起こす事だってありうる。まあ、此処は妖怪達にとって、何でも出来て何でもして良い、本当の「楽園」なのだ。