はぁ……なんで皆私の事を何とも思ってないただの捨て駒で異物だと思ってる癖に何で心配してくるんでしょうねぇ(異物と呼ばれる前のような口調だが顔と喋っている言葉がトラウマを裏付ける)私よりも使える子がいっぱいいますもん、リーダーシップのあるナナコさん、元気でサイコっぽいけど面白い衣夢さん、私と同じ役柄なのに私よりも使える彩香さん、そして有能な看守さん、存在する価値なんてあるかどうかすらもわかんないよ。ね、看守さん、(看守を真っ直ぐ紅いハイライトの入っていない濁った目で見つめる)
へえ、この牢随分と拗らせてる人多いねえ…。
(聞こえるか聞こえないかくらいの声で言い、私には全然分かんない、とでも言うような顔をする。)
あら、有能なんて照れちゃいますねぇ....先に言っておきますが、私は貴女が思うほど清い女じゃないですからね?(少し寂しげな笑顔を見せると、本来は真面目で大人しい性格だったのが伺える。彼女は何で変わってしまったのだろうか)