>>118
……雷羅の鬼ん子か…
(帳簿を付ける最中、聞き覚えのある声が玄関から飛び出てくる…
顔を見なくたってもう分かっちまう、コイツはすっかり近所のガキになった雷羅とかいう鬼ん子だ)
…小鞠が…そうか…
(思わず溜息を吐きながら腰を上げる、これもすっかり習慣になった
この小娘2人のうち、チビ狐の小鞠はよく怪我をしては薬屋をやってる俺の所に転がり込んでくる、
それだけならば仕方ない、軽い怪我ばかりだし…)
仕方ねぇな、上がっていけ…おい鬼ん子、また物を壊すなよ…
(奥の部屋へ足を進めつつ、頭の中は悪い記憶で充満していった…
小鞠が怪我をすると、決まってこのチビ狐を担いで来るのがこの問題児、雷羅である
その所業を簡単に言えば、この鬼ん子はよく物を壊すのだ…
悪気は無いのだろうが、人間の作り物なんぞ鬼の日常では脆いものだ、
この前なんか縁側で転けただけで床板が抜ける有様だ)
>>120-121
うん、ありがとう蝶舞!
(にこっと笑って。白神には気づいていない。)
>>125-127
2人とも、何話してるの?
(不思議そうな顔で2人の顔を覗き込む)