名前を覚えてくれているなんて光栄だ
(少し高くなった身長とハイライトの入ってない瞳で淡々と答える)
修行を終えてきた、向こうでは大体80年ほどなのだが時間の歪みがあるからな、案外早く帰ってこれたんだがなぁ……
(何だかバツの悪そうに目を泳がせる)
……儂が理解を重ねる前に喋り過ぎだ、鬼ん子…
(すっかり、背が高くなっちまってる上に修行だ歪みだ…全く、まだまだ鬼ん子よ)
『茶を作りに、縁側から離れて鬼ん子の方を向く』
土産話はゆっくり聞いてやる…好きなところ座ってろ