>>58 「えっへん!どんなもんだい!」褒められて月は嬉しそうにガッツポーズをした。楓さんが帽子のデザインを提案すると、月は嬉しそうに頷いた。「素敵な帽子だなぁ…正にこのカフェみたい!」 カフェには従業員の聴くだけで心踊るような会話一つ、今日も香しい料理の香りがカフェから流れてくるのだった。月は思った。「やっぱりこの仕事が大好きだ!辞めるだなんてあり得ない!」ワンピースにデザインされているクローバーのように眩しい笑顔で染々そう感じた。