(ピクリ、と少しだけ眉を動かすと)『呼び方に関しては御自由にどうぞ、特にこだわりは在りませんから。』(こう言い終わった後、直ぐ様元の作り物の様なある意味無気味で無骨的な笑みに戻り、胸に手を思いっきり当てると)『私の過去については気にする必要はありません....だって貴女は私の大事な家族の様な物ですから。』
あら、嬉しいこと言ってくれるもんだね、家族だなんて
(今までに見たことが無い様な作り笑いで)
やっぱりすみさんも感情あるんじゃん
でもさ、皆は家族でクリスマスとか過ごせたんだよね…………
いいなぁ……
(特に気にもしていなさそうな表情で言っているが、僅かに寂しさの混じった声色で、最後の一言は本当に聞こえないくらいに消え入りそうな声でボソリと呟く)