>>39
あっ!すみませ……ってなんだ。副隊長サマかぁ、へいへいアンタの好きな首尾報告ね。まずは……
(メモから急いで目を離して最初こそ目を見開いて猫かぶりをしてか弱い女の子の様な口振りだったがバーサーだとわかった瞬間にあぐらのように足の裏同士をくっつけて一気に覚めた表情になり女の子の様な甲高い声はほんの少しだけ低くなりながら
とぐろを巻いてシャーと鷹を睨む威嚇する臨戦態勢の飼い蛇のカウセルに目を向けて鷲からなるべき遠ざけようとひょいと持ち上げて足と足の間に留めさせてから愛おしげに数秒蛇を見つめてからバーサーに視線を戻して先程まで開いていたメモを開いてそちら側に瞳を向けて方位などの報告をしてから呆れたようななんとも言えない表情でふぅ、と軽くため息を着いてバーサーとその肩に着いているビークと名の付いたハゲワシを軽く自撮りと睨んでからもう一度バーサーに瞳を向けて未だにチラチラと細長い下と毒のある牙を覗かせながらとぐろを巻いてハゲワシを瞳孔の鋭い金色の瞳で睨んでいるカウセルを抱きかかえながら立ち上がりその太く長い大蛇の様な蛇を首に軽くまいてその首をもたげている顔を自分の右側に出してカルセルから目を話さずにバーサーに話しかけて)
あのさぁ、僕のカウセルにそのハゲワシちかづけないでくれない?
《 . . . ビークの索敵情報と照らし合わせてみれば 成る程やはりか
お前のデータ収集が正確であるのならば これは隊長に良い報告が出来る 》
( 皮袋を下に置き、持ち運び式機器を取り出しては神咲の情報を次々と
放り込んでは手持ちの情報と照らし合せて明らかになって行く四つの地点を
観測し、そしてその周囲の危険及び索敵に関するデータを照合するなどして
危険度の判断を行なっている最中に 苦情の声を耳にする )
《 ビークは俺の広い目だ 用が無い時は連れ歩かんといかん
しかし支障を来すか それは確かに困るな . . . せめて情報を
合わせ終えるまでは、我慢をしてもらう これは代金だ 》
( 皮袋のうち 片方を神咲の足元へ放り、ビークを宥める )
《 味方と言っているだろう 落ち着け、ビーク 》