>>22-23 薫 レイ
「───いや、小動物の類では無さそうだ。
草むらから立つ音が大きすぎる。人だなこれは。
だが……敵意も無さそうだ、安全だろう。」
(手に持ったピルムをしまい込み、一息つく。)
「取り敢えず、話だけでも聞いてみるとするか。」
(動いている部分へ回り込んだ薫に合わせ、
挟み込む様に動いて、動いている何かを
確実に捉えられるようにする。)
え、兎ではないのですか?!
(人だ、と聞くとあからさまにガッカリと肩落として。暫くしてパッと草むらから出てくる白い髪の子。惜しい、と心の中で呟くと勘違いして深追いしてしまったことを謝ろうと駆け寄る。すると只管謝り始めたため困惑。謝るのは此方だろうに。落ち着かせるように背中をゆっくり擦り、優しく声も掛けつつ、内心 うぅんどうしたものかなんて首傾げて。)
おや、漸く出てきましたね…って、えぇ?あわ、えっと…よ、よしよし、大丈夫ですよ〜…?
>>24-25 レイカーさん、レイさん