魔耶(ふぁ〜…まぶしい…もう朝?…あれ?布団どこいった…?かかってないんだけど…)
パチッ(目を開ける)
真っ先に目にはいってきたのは、きれいな緑色をした草々と、朝日を反射してキラキラとかがやいている川の水だった。
川はとても澄んでいて、水中にいる魚は浮いているように見えた。
少し風がふいてきて、魔耶のまわりにある草がさわさわと揺れる…顔の近くにあった草が魔耶の頬を撫でるのを感じた。
自然が豊かだなぁなんてぼんやり考えていた魔耶は、初めて自分が外で寝ていること、ここが見知らぬ場所だと気づいた。そして一言。
魔耶「「ここどこ!!?」」