>>594
「そ、そうだよな……終わったら俺のとこ来てね、じゃあ仕事頑張ってね」
(どこか寂しそうな顔をするが直ぐに笑顔に切り替えて立ち去る)
--ネサレストの城 自室のバルコニー--
「はぁ……兄上と同じか俺は……不満になってさぁ……
俺の場合は直ぐに仕事が終わったから暇だし、かと言ってな…
……キセル吸お。 それが一番だな」
(キセルを出して吸い、此処から見える月に向かって吐く。マリンと同じ煙を吐いたら
形が出て、自身とマークスが出来る)
「……確かユミアの時もこんな感じだったっけ。 もう数万年の事だけど……
君の時はマークスと同じぐらい愛していたよ。まぁ…死ぬのは予想してなかった
けどね……」
(一人孤独にキセルを吸う。 ただ冷たい風に包まれながらと月を静かに見つめて)
「ネサレストのお城へ私を連れて行ってください」
伯爵は家来の馬車に命じた
「ん?……馬車?なんで此処に?」
(外から下を見て馬車が来てることに気付く)